短信要約
1. 要点(3行)
- 受注高が前年同期比13.9%増の1,731億円と好調で、受注残高も1,030億円規模へ積み上がり、売上高は11.8%の増収を確保。
- 利益面では増収効果があるものの、部材・輸送コストの上昇や人的資本投資の強化、国内工場の操業度低迷が重しとなり、営業利益は3.1%増に留まる。
- 米国の大手企業向け(航空宇宙・防衛等)や中国のEV関連は堅調だが、欧州の停滞や国内中小企業の慎重姿勢など、地域間での明暗が鮮明。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期(累計)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 1,665億円(前年同期比11.8%増、通期計画2,200億円に対し進捗率75.7%)
- 営業利益: 104.4億円(同3.1%増、通期計画140億円に対し進捗率74.6%)
- 経常利益: 112.2億円(同0.7%減、通期計画145億円に対し進捗率77.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 85.4億円(同13.9%増、通期計画100億円に対し進捗率85.4%)
勢いの変化: 売上高・各利益ともに進捗率は75%を超えており、通期計画の達成に向けて概ね順調です。特に純利益の進捗率が85.4%と高いのは、投資有価証券売却益(特別利益)が寄与した前年同期に対し、今期は税金費用の算定等が影響しているものと推察されます。ただし、前年同期比での営業利益成長率(3.1%増)が売上成長率(11.8%増)を下回っており、収益性は低下傾向にあります。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(勢い:減速): 外需を含めた売上は1,283億円と伸長していますが、セグメント利益は45.8億円(前年同期は66.5億円)と約3割の減益。国内中小企業の設備投資の停滞に加え、コスト増や操業度不足が利益を圧迫しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1665.1億円 | +11.8% | 1489.7億円 |
| 営業利益 | 104.4億円 | +3.1% | 101.3億円 |
| 経常利益 | 112.2億円 | +0.7% | 113.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 85.4億円 | +13.9% | 75.0億円 |
| 包括利益 | 188.8億円 | +170.8% | 69.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 141.19円 | — | 123.88円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3154.6億円 | 2981.7億円 |
| 純資産 | 2508.8億円 | 2380.7億円 |
| 自己資本比率 | 76.2% | 76.3% |
| 自己資本 | 2403.6億円 | 2275.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2200.0億円 | +6.4% |
| 営業利益 | 140.0億円 | +4.4% |
| 経常利益 | 145.0億円 | +6.6% |
| 当期純利益 | 100.0億円 | +4.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 165.25円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 100円 | 50円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | — | 100円 予想 |
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