短信要約
1. 要点(3行)
- 増収営業増益も、一時的要因で最終益は急減: 売上高は553億97百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は32億1百万円(同8.2%増)と本業は堅調。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は「公開買付関連費用」10億43百万円の計上により、12億47百万円(同61.4%減)と大幅な減益となった。
- アジア市場が牽引、欧米は足踏み: 中国のBEV(新エネルギー車)関連やインドの自動車向け受注が爆発的に伸び、アジアセグメントの売上高は前年同期比35.5%増と業績を牽引。対照的に、欧州は商談の遅れから売上高が44.7%減と沈み、営業赤字幅が拡大した。
- 受注高・受注残高ともに高水準を維持: 連結受注高は571億41百万円(同6.6%増)と底堅く、受注残高も1,031億84百万円(前期末比3.8%増)まで積み上がっており、第2四半期以降の売上計上に向けた一定の安心感がある。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 553億97百万円(通期計画2,400億円に対し進捗率23.1%)
- 営業利益: 32億1百万円(通期計画215億円に対し進捗率14.9%)
- 経常利益: 36億84百万円(通期計画220億円に対し進捗率16.7%)
- 四半期純利益: 12億47百万円(通期計画180億円に対し進捗率6.9%)
- 分析: 前年同期の売上進捗率(21.6%)と比較すると、今期の進捗は上回っており、トップラインの勢いは増している。利益面では、公開買付関連費用の計上により純利益の進捗が極めて低いものの、これは一過性要因である。営業利益進捗率は14.9%と低めに見えるが、例年下期偏重の傾向がある工作機械業界としては、受注残の積み上がりを考慮すれば悲観する水準ではない。
3. セグメント別のモメンタム
- 勢い(強): アジア(セグメントⅡ)。売上高290億78百万円(前年同期比35.5%増)、営業利益15億36百万円(同193.1%増)。中国での新エネルギー車関連や電子部品用金型、インドの部品加工向けが極めて好調。受注高も35.3%増と加速している。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 554.0億円 | +6.8% | 518.7億円 |
| 営業利益 | 32.0億円 | +8.2% | 29.6億円 |
| 経常利益 | 36.8億円 | -3.5% | 38.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 12.5億円 | -61.4% | 32.4億円 |
| 包括利益 | -2.8億円 | — | 98.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 53.35円 | — | 136.59円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3677.4億円 | 3670.4億円 |
| 純資産 | 2240.2億円 | 2266.5億円 |
| 自己資本比率 | 60.8% | 61.7% |
| 自己資本 | 2236.6億円 | 2262.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2400.0億円 | +2.5% |
| 営業利益 | 215.0億円 | +16.1% |
| 経常利益 | 220.0億円 | +9.5% |
| 当期純利益 | 180.0億円 | +24.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 769.61円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 80円 | 0円 予想 |
| 期末 | 100円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 180円 | 0円 予想 |