小田原エンジニアリング 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 業績急減速と受注の蒸発: 2024年12月期は営業利益が前年比42.1%減の11.6億円に沈み、主力の巻線機事業の受注高も49.8%減とほぼ半減する極めて厳しい着地となった。
  • BEV市場の変調が直撃: 「車の電動化」の踊り場(BEVからHEV/PHEVへの揺り戻し)により、顧客の設備投資計画の延期や見直しが相次ぎ、売上の翌期ずれ込みが多発した。
  • 強気のV字回復予想と増配: 現状の低迷に反し、2025年12月期は営業利益106.2%増(24億円)の倍増計画を提示。配当も50円から70円へ大幅増配を予定する強気姿勢が目立つ。

2. 直近の業績と進捗率

  • 着地実績: 売上高 131.7億円(前年同期比10.4%減)、営業利益 11.6億円(同42.1%減)、当期純利益 8.6億円(同43.4%減)。
  • 進捗と勢い: 本決算のため通期進捗率は100%だが、期初予想(売上高165億円、営業利益22億円:2024年2月時点)に対し、売上で約20%、利益で約47%も下振れて着地しており、期中での急激な勢いの減速が確認される。前年同期(2023年12月期)が営業利益108%増と絶好調だった反動もあり、成長の踊り場が鮮明となった。

3. セグメント別のモメンタム

  • 巻線機事業(減速): 売上高90.9億円(7.2%減)、セグメント利益15.3億円(31.7%減)。xEV用モーター巻線システムの出荷は堅調だったが、検収のずれ込みと原材料高騰による原価率悪化が響いた。特に受注高が71.9億円(49.8%減)と激減しており、先行きの不透明感が強い。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 131.8億円 -10.4% 147.0億円
営業利益 11.6億円 -42.1% 20.1億円
経常利益 12.9億円 -39.2% 21.3億円
当期純利益(親会社帰属) 8.7億円 -43.4% 15.3億円
包括利益 10.2億円 -37.2% 16.3億円
1株当たり当期純利益 151.75円 268.87円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 279.1億円 267.3億円
純資産 164.4億円 156.8億円
自己資本比率 58.9% 58.7%
自己資本 164.4億円 156.8億円
1株当たり純資産 2,881.23円 2,754.48円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.4% 10.2%
ROA(総資産経常利益率) 4.7% 8.4%
売上高営業利益率 8.8% 13.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 32.9億円 38.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -7.5億円 -2.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.8億円 -31.4億円
期末現金及び現金同等物残高 103.6億円 80.4億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 175.0億円 +32.8%
営業利益 24.0億円 +106.2%
経常利益 24.4億円 +88.5%
当期純利益 17.0億円 +96.5%
1株当たり当期純利益 297.91円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 50円 50円
配当性向:当期 32.9% / 前期 18.6% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.9%