短信要約
1. 要点(3行)
- 本業は赤字転落だが最終利益は急騰: 営業損益は1,100万円の赤字(前年同期は200万円の黒字)へ悪化したが、中国企業との仲裁判断に基づく特別利益計上で、四半期純利益は前年同期比約78倍の2.34億円を記録した。
- 財務体質の急速な改善: 特別利益の計上により自己資本が前期末比で約2.3億円増加し、自己資本比率は15.1%から19.7%へ大きく向上した。
- 主力事業の苦戦と一過性利益の依存: 化学繊維用紡糸ノズル以外の全セグメントが営業赤字であり、経常利益についても在庫売却による原材料売却益(6,900万円)という一過性の要因に支えられた着地。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(2025年4月-6月)の実績は以下の通り。
- 売上高: 7.46億円(前年同期比 15.2%減)
- 通期計画(30億円)に対する進捗率:24.9%
- 営業利益: △0.11億円(前年同期は0.02億円の黒字)
- 通期計画(0.35億円)に対する進捗率:赤字のため測定不能
- 経常利益: 0.45億円(前年同期比 450.5%増)
- 通期計画(0.55億円)に対する進捗率:81.8%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2.34億円(前年同期比 7,700.8%増)
- 通期計画(0.1億円)に対する進捗率:2,340%(大幅超過)
【進捗分析】 売上高は概ね計画通りの進捗(約25%)だが、本業の営業損益は赤字であり前年同期の勢いを失っている。経常利益と純利益の進捗率が極めて高いが、これは原材料売却益や訴訟関連の特別利益によるもので、事業の稼ぐ力が改善したわけではない点に注意が必要。
3. セグメント別のモメンタム
- 化学繊維用紡糸ノズル事業:【安定・維持】
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7.5億円 | -15.2% | 8.8億円 |
| 営業利益 | -11,000,000円 | — | 2,000,000円 |
| 経常利益 | 45,000,000円 | +450.5% | 8,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.3億円 | — | 3,000,000円 |
| 包括利益 | 2.3億円 | — | 6,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | 21.23円 | — | 0.32円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 53.0億円 | 53.5億円 |
| 純資産 | 10.5億円 | 8.2億円 |
| 自己資本比率 | 19.7% | 15.1% |
| 自己資本 | 10.4億円 | 8.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 30.0億円 | +13.6% |
| 営業利益 | 35,000,000円 | +350.1% |
| 経常利益 | 55,000,000円 | — |
| 当期純利益 | 10,000,000円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 0.91円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |