株式会社石川製作所は、段ボール製函印刷機械などの「紙工機械」、機雷や航空機用電子機器などの「防衛機器」を主軸とする機械メーカーです。主要顧客は防衛省および三菱重工業(防衛部門)、ならびに筆頭株主でその他の関係会社であるレンゴー株式会社(紙工部門)です。競合環境としては、防衛分野では参入障壁の高い特需品を扱い安定していますが、紙工機械分野では価格競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)収益性
営業利益率
4.3%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
8.2%
≧10%が優良
ROIC
3.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
19.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
173.1%
≧10%が優良
EPS成長率
68.1%
≧10%が優良
3行解説
- 防衛機器事業の急伸により、連結売上高は前期比19.2%増の162.03億円、経常利益は同154.7%増の6.46億円と大幅な増収増益を達成。
- 一方で、防衛関連の契約資産および売上債権の急増(計30.4億円増)により、営業キャッシュ・フローは21.65億円の赤字となり、資金繰りを短期借入金で補填している。
- 利益成長に伴いROEは7.9%(前期5.1%)へ向上したが、借入金依存度の高まりから自己資本比率は25.8%(前期29.2%)へ低下し、財務健全性に課題を残す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.3億円 / 予想: 10.0億円
+2027.3%
売上高
実績: 36.1億円 / 予想: 190.0億円
+39.2%
2Q
営業利益
実績: 4.7億円 / 予想: 10.0億円
+46.7%
売上高
実績: 74.5億円 / 予想: 190.0億円
+22.8%
3Q
営業利益
実績: 9.1億円 / 予想: 10.0億円
+65.2%
売上高
実績: 116.5億円 / 予想: 190.0億円
+11.8%
通期
営業利益
実績: 13.1億円 / 予想: 未開示
+88.7%
売上高
実績: 184.7億円 / 予想: 未開示
+14.0%
3行解説
- 2026年3月期は、防衛機器事業の牽引により売上高184.73億円(前年比14.0%増)、営業利益13.06億円(同88.7%増)と大幅な増収増益を達成。
- 一方で当連結会計年度の受注高は137.35億円(同35.5%減)と急減しており、次期の通期計画では営業利益10億円(同23.5%減)と減益を見込む。
- 運転資本の増加により営業キャッシュ・フローが34.37億円の赤字となり、短期借入金が35.90億円増加するなど財務面での負担が増している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | +88.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +65.2% | +0.3% | +33.1% | +53.1% | +23.4% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +46.7% | -2.5% | -10.8% | -7.6% | -17.0% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +2027.3% | -1.1% | -3.0% | -4.3% | -1.3% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +173.5% | +1.8% | -6.6% | -2.0% | -7.2% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +27450.0% | +0.8% | -6.7% | +0.1% | +1.8% |
有価証券報告書
2025-06-19 有価証券報告書-第124期(2024/04/01-2025/03/31)