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JRC 事業分析

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有価証券報告書(2026-02 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社JRCは、主に産業機械分野で事業を展開する企業グループです。2026年3月より、「コンベヤカンパニー」「環境エネルギーカンパニー」「ロボットSIカンパニー」の3カンパニー制へと移行しました。

  • コンベヤカンパニー: 主力事業であり、製鉄所、建設・工事現場、セメント工場、鉱山、発電所などの過酷な環境で使用される屋外用ベルトコンベヤの部品(アイドラ、ローラ、プーリなど)の設計、製造、販売、およびメンテナンスを提供しています。損耗が激しく定期的な交換が必要な一方で、機能代替が難しくコストカットの対象になりにくい特性を持ち、安定した収益基盤となっています。
  • 環境エネルギーカンパニー: ごみ処理施設、水処理施設、バイオマス発電施設、火力・原子力発電所などの環境・エネルギー分野のプラント向けに、コンベヤや付帯設備の設計、製作、据付、点検、メンテナンスを一貫して手掛ける総合エンジニアリングサービスを提供しています。公共性の高い案件で実績を積み、ワンストップ対応が強みです。
  • ロボットSIカンパニー: 製造業における人手不足解消を目指し、産業用ロボットや協働ロボットの導入・活用を支援するシステムインテグレーション(SI)サービスを提供しています。自社工場の自動化ノウハウやコンベヤ事業で培ったメーカー視点でのソリューション提案が特徴です。

収益構造は、コンベヤ事業がグループ全体の売上高の約7割を占め、主要な収益源となっています。残りを環境プラント事業とロボットSI事業が構成しており、特にロボットSI事業は新規成長領域として注力されています。

2. 要点(3行)

JRCグループは、過酷環境向けベルトコンベヤ部品を主軸に安定収益を確保。環境プラントおよびロボットSI事業を成長領域と位置付け、社会課題解決とシナジー創出を追求しています。創業家を中心とした経営陣は、積極的なM&Aと人的資本投資で中長期的な企業価値向上を目指します。

3. 経営者の質

代表取締役社長は浜口 稔氏(1964年生まれ)で、1987年に創業家が設立した浜口鉄工(現JRC)に入社後、長年グループ企業の経営に携わり、2014年より現職を務めています。瀋陽皆愛喜輸送設備有限公司や商栄機材株式会社、株式会社大成といったグループ企業の代表取締役社長も兼任するなど、国内外のグループ事業統括と成長を牽引してきた豊富な経験を持っています。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2022年02月期2023年02月期2024年02月期2025年02月期2026年02月期
連結経営指標等
売上高 80.9億円 89.6億円 94.7億円 110.6億円 137.5億円
経常利益又は経常損失(△) 8.4億円 12.7億円 12.7億円 14.0億円 19.0億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 5.5億円 8.3億円 8.5億円 10.8億円 14.2億円
包括利益 5.4億円 8.2億円 9.0億円 11.0億円 14.0億円
純資産額 27.2億円 34.5億円 38.0億円 46.1億円 58.4億円
総資産額 89.3億円 99.6億円 100.6億円 131.0億円 133.1億円
1株当たり純資産額 215.9円/株 273.35円/株 313.01円/株 369.89円/株 451.89円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 43.21円/株 65.84円/株 67.14円/株 87.89円/株 111.64円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 62.19円/株 80.78円/株 104.79円/株
自己資本比率 30.5% 34.6% 37.8% 35.2% 43.9%
自己資本利益率 21.8% 26.9% 23.4% 25.7% 27.2%
株価収益率 1250.0% 1140.0% 1310.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 10.2億円 10.3億円 5.8億円 16.8億円 8.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.6億円 -1.0億円 2.2億円 -11.5億円 -1.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -5.3億円 -5.3億円 -9.9億円 5.1億円 -5.6億円
現金及び現金同等物の残高 11.9億円 15.9億円 14.0億円 24.3億円 25.8億円
従業員数 33100.0% 33100.0% 36800.0% 45900.0% 47000.0%
平均臨時雇用人員

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 74.6億円 80.8億円
固定資産 56.5億円 52.3億円
資産 131.0億円 133.1億円
負債の部
流動負債 56.6億円 37.7億円
固定負債 28.3億円 37.0億円
負債 84.9億円 74.7億円
純資産の部
株主資本 45.2億円 57.7億円
評価・換算差額等 0.9億円 0.7億円
新株予約権 0.0億円 0.0億円
純資産 46.1億円 58.4億円
負債純資産 131.0億円 133.1億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 110.6億円 137.5億円
売上原価 70.7億円 88.7億円
売上総利益又は売上総損失(△) 40.0億円 48.8億円
販売費及び一般管理費 26.2億円 29.1億円
営業利益又は営業損失(△) 13.8億円 19.6億円
営業外収益 0.6億円 0.5億円
営業外費用 0.3億円 1.1億円
経常利益又は経常損失(△) 14.0億円 19.0億円
特別利益 1.2億円 0.6億円
特別損失 0.7億円 0.1億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 14.5億円 19.6億円
法人税、住民税及び事業税 5.0億円 6.7億円
法人税等調整額 -1.2億円 -1.4億円
法人税等 3.8億円 5.3億円
当期純利益又は当期純損失(△) 10.8億円 14.2億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 10.8億円 14.2億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 16.8億円 8.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -11.5億円 -1.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 5.1億円 -5.6億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 -0.0億円 0.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 10.3億円 1.5億円
現金及び現金同等物の残高 24.3億円 25.8億円
現金及び現金同等物の残高 24.3億円 25.8億円