企業解説
1. 企業概要
KLASS株式会社(旧:極東産機株式会社)は、住宅内装工事の省力化機器(自動壁紙糊付機で国内トップシェア)や、コンピュータ式畳製造システムを主力とする「プロフェッショナル」事業を核とする企業です。その他、二次電池製造装置などを手掛ける「インダストリー」事業、ロボット技術を活用した自動化システム(子会社ROSECC)の「ニュー・インダストリー」事業、一般消費者向けの「コンシューマ」事業を展開しています。
- 主要製品: 自動壁紙糊付機、畳製造システム、二次電池製造装置、食品用マルチディスペンサー、ロボット自動化システム。
- 主要顧客: 内装施工業者、畳店、大手外食チェーン、自動車関連メーカー、二次電池メーカー。
- 競合環境: 伝統的な手仕事の自動化において独自のコア技術(縫製、裁断、検尺、塗布、剥離等)を持ち、ニッチ市場で高いシェアを維持。一方で、住宅着工件数の減少に伴う市場飽和が課題です。
2. 要点(3行)
- 増益トレンドへの転換: 売上高は大型案件の端境期で微減(95.7億円、前期比2.2%減)したものの、商号変更等の一過性費用が解消し、親会社株主に帰属する当期純利益は1.7億円(前期比126.5%増)と大幅に回復。
- 新領域「ニュー・インダストリー」が牽引: 子会社ROSECCによるロボット自動化事業が売上高27.3%増、営業利益200.8%増と急成長し、収益の新たな柱として台頭。
- 「2.4次産業型企業」への進化: ハードウェア(2次産業)にソフト・サービス(4次産業)を掛け合わせたビジネスモデル(Goolip等のクラウドツール展開)へ移行し、利益率向上とROE改善(5.8%)を推進。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上高: 95.7億円(前期比2.2%減)。インダストリーセグメントでの大型案件の空白が影響しましたが、他の3セグメントは増収を確保しました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 業績・収益性のトレンド
- 🔒 事業セグメント別の明暗
- 🔒 成長戦略の具体性と進捗
- 🔒 重大なリスク
- 🔒 株主還元姿勢
- 🔒 キャッシュフローの質
- 🔒 資産の健全性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード市場ポジション
サンプル
市場内
業種内
- スタンダードプラン以上で見られます
- 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
- 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
- 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧
市場ポジションはスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年09月期 | 2022年09月期 | 2023年09月期 | 2024年09月期 | 2025年09月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結経営指標等 | |||||
| 売上高 | 91.7億円 | 96.6億円 | 98.9億円 | 97.8億円 | 95.7億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 2.7億円 | 1.9億円 | 2.8億円 | 1.1億円 | 2.5億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 1.9億円 | 1.4億円 | 1.0億円 | 0.8億円 | 1.7億円 |
| 包括利益 | 2.3億円 | 1.2億円 | 1.3億円 | 0.7億円 | 2.7億円 |
| 純資産額 | 27.8億円 | 28.4億円 | 29.2億円 | 29.3億円 | 30.7億円 |
| 総資産額 | 86.3億円 | 104.3億円 | 105.8億円 | 101.2億円 | 97.8億円 |
| 1株当たり純資産額 | 515.86円/株 | 527.05円/株 | 540.76円/株 | 544.13円/株 | 590.88円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | 35.16円/株 | 26.6円/株 | 18.98円/株 | 14.15円/株 | 32.12円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | — | — | — |
| 自己資本比率 | 32.2% | 27.2% | 27.6% | 29.0% | 31.4% |
| 自己資本利益率 | 7.0% | 5.1% | 3.6% | 2.6% | 5.8% |
| 株価収益率 | 1786.0% | 1846.0% | 2929.0% | 2862.0% | 1376.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 4.6億円 | 2.6億円 | -1.6億円 | 7.1億円 | 4.0億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -7.9億円 | -10.9億円 | -5.1億円 | -1.6億円 | -1.1億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 4.4億円 | 7.6億円 | 3.9億円 | -2.8億円 | -4.6億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 11.6億円 | 10.9億円 | 8.0億円 | 10.6億円 | 8.9億円 |
| 従業員数 | 29200.0% | 29500.0% | 29800.0% | 30000.0% | 29300.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 2500.0% | 2900.0% | 2900.0% | 2700.0% | 1900.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 56.6億円 | 53.2億円 |
| ▶ 固定資産 | 44.6億円 | 44.6億円 |
| 資産 | 101.2億円 | 97.8億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 44.4億円 | 41.7億円 |
| ▶ 固定負債 | 27.5億円 | 25.5億円 |
| 負債 | 71.9億円 | 67.1億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 29.5億円 | 29.8億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | -0.2億円 | 0.8億円 |
| 純資産 | 29.3億円 | 30.7億円 |
| 負債純資産 | 101.2億円 | 97.8億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 97.8億円 | 95.7億円 |
| 売上原価 | 68.5億円 | 65.0億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 29.3億円 | 30.7億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 28.1億円 | 28.0億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 1.2億円 | 2.7億円 |
| ▶ 営業外収益 | 0.4億円 | 0.4億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.4億円 | 0.5億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 1.1億円 | 2.5億円 |
| ▶ 特別利益 | 0.4億円 | 0.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.3億円 | — |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 1.2億円 | 2.5億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 0.4億円 | 0.9億円 |
| 法人税等調整額 | -0.0億円 | -0.1億円 |
| 法人税等 | 0.4億円 | 0.8億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 0.8億円 | 1.7億円 |
| 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) | — | — |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 0.8億円 | 1.7億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 7.1億円 | 4.0億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -1.6億円 | -1.1億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -2.8億円 | -4.6億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 2.6億円 | -1.7億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 10.6億円 | 8.9億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 10.6億円 | 8.9億円 |