KLASS株式会社(旧:極東産機株式会社)は、住宅内装工事の省力化機器(自動壁紙糊付機で国内トップシェア)や、コンピュータ式畳製造システムを主力とする「プロフェッショナル」事業を核とする企業です。その他、二次電池製造装置などを手掛ける「インダストリー」事業、ロボット技術を活用した自動化システム(子会社ROSECC)の「ニュー・インダストリー」事業、一般消費者向けの「コンシューマ」事業を展開しています。
- 主要製品: 自動壁紙糊付機、畳製造システム、二次電池製造装置、食品用マルチディスペンサー、ロボット自動化システム。
- 主要顧客: 内装施工業者、畳店、大手外食チェーン、自動車関連メーカー、二次電池メーカー。
- 競合環境: 伝統的な手仕事の自動化において独自のコア技術(縫製、裁断、検尺、塗布、剥離等)を持ち、ニッチ市場で高いシェアを維持。一方で、住宅着工件数の減少に伴う市場飽和が課題です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-22 提出)収益性
営業利益率
2.8%
≧10%が優良
ROA
2.7%
≧5%が優良
ROE
5.8%
≧10%が優良
ROIC
2.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
132.1%
≧10%が優良
EPS成長率
127.0%
≧10%が優良
3行解説
- 増益トレンドへの転換: 売上高は大型案件の端境期で微減(95.7億円、前期比2.2%減)したものの、商号変更等の一過性費用が解消し、親会社株主に帰属する当期純利益は1.7億円(前期比126.5%増)と大幅に回復。
- 新領域「ニュー・インダストリー」が牽引: 子会社ROSECCによるロボット自動化事業が売上高27.3%増、営業利益200.8%増と急成長し、収益の新たな柱として台頭。
- 「2.4次産業型企業」への進化: ハードウェア(2次産業)にソフト・サービス(4次産業)を掛け合わせたビジネスモデル(Goolip等のクラウドツール展開)へ移行し、利益率向上とROE改善(5.8%)を推進。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第1四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.1億円 / 予想: 3.8億円
-11.8%
売上高
実績: 22.4億円 / 予想: 110.0億円
+4.5%
3行解説
- 売上高は産業機器向けの「インダストリー事業」が前年同期比87.3%増と急成長し増収を確保したが、主力セグメントの苦戦により各利益項目は前年割れの着地となった。
- 主力のプロフェッショナルセグメントにおいて、総合カタログ発刊前の買い控えや出荷時期のズレが響き、営業損失が3,700万円(前年同期は1,000万円の損失)へ拡大した。
- 通期利益計画に対する進捗率は営業利益で3.9%と極めて低水準であり、新カタログ効果が出る第2四半期以降の急回復が強く求められる状況にある。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | -11.8% | +2.4% | -0.1% | +3.6% | — |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +132.2% | +0.6% | +2.0% | -1.7% | -7.6% |
| 2025-08-08 | 2025年9月期 第3四半期 | +200.0% | -1.2% | -5.1% | -9.7% | -13.8% |
| 2025-05-15 | 2025年9月期 第2四半期 | +366.1% | +1.4% | +4.1% | +0.9% | +1.9% |
| 2025-02-14 | 2025年9月期 第1四半期 | — | +1.9% | -1.1% | +0.9% | -0.1% |
有価証券報告書
2025-12-22 有価証券報告書-第77期(2024/10/01-2025/09/30)