株式会社エヌ・ピー・シー(NPC)は、太陽電池製造装置のリーディングカンパニーであり、真空ラミネーター等で世界トップクラスのシェアを有しています。
- 事業内容: 太陽電池製造装置、FA装置、太陽光パネルのリサイクル装置の設計・製造・販売、およびパネル検査サービスや植物工場ビジネスを展開。
- 主要製品: 太陽電池用真空ラミネーター、自動配線装置、パネル解体ライン、リサイクル装置。
- 主要顧客: 米国の太陽電池メーカー First Solar, Inc. への依存度が極めて高く、連結売上高の 77.8%(72.16億円) を同社グループが占めています。
- 競合環境: 太陽電池の特定工程では実質的な競合は少ないものの、次世代型のペロブスカイト太陽電池向けや一般FA分野では国内外の自動機メーカーとの競争があります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-28 提出)収益性
営業利益率
20.7%
≧10%が優良
ROA
13.5%
≧5%が優良
ROE
12.9%
≧10%が優良
ROIC
12.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-14.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-21.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-21.1%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年8月期は主要顧客の設備投資計画変更に伴う部品販売の減少等により、売上高は前年比14.1%減の92.72億円、純利益は21.0%減の13.25億円と減収減益となった。
- 財務体質は極めて強固であり、自己資本比率は83.9%へ大幅に上昇。営業CF(14.77億円)が純利益を上回っており、キャッシュ創出力の質は高い。
- First Solarへの一本足打法からの脱却が課題だが、ペロブスカイト太陽電池向け装置の業務提携やパネルリサイクル装置の拡販により、収益基盤の多角化を推進している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 7.6億円
—
売上高
実績: 3.7億円 / 予想: 80.1億円
-76.8%
2Q
営業利益
実績: 0.1億円 / 予想: 7.6億円
-99.1%
売上高
実績: 11.2億円 / 予想: 80.1億円
-64.0%
3行解説
- 2026年8月期第2四半期は大幅な減収減益となったが、米国主要顧客向けの移設案件や部品販売が想定を上回り、利益面では期初予想を上振れて着地。
- 受注高が前年同期比337.2%増の35.74億円、受注残高が同152.4%増の91.73億円と極めて高い水準に積み上がっており、先行きの需要は旺盛。
- 太陽光パネルリサイクル装置の売上が前年同期比5.2倍と急成長しており、脱炭素・リサイクル市場での存在感が強まっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-08 | 2026年8月期 第2四半期 | -99.1% | -1.0% | -2.2% | -6.3% | — |
| 2026-01-13 | 2026年8月期 第1四半期 | — | -2.7% | -3.5% | +1.3% | +14.6% |
| 2025-10-09 | 2025年8月期 通期 | -21.2% | -1.0% | -0.9% | +5.1% | -0.6% |
| 2025-07-11 | 2025年8月期 第3四半期 | -31.2% | +0.4% | -13.7% | -17.1% | -14.2% |
| 2025-04-10 | 2025年8月期 第2四半期 | 0.0% | +1.5% | -15.5% | -2.5% | -18.0% |
| 2025-01-10 | 2025年8月期 第1四半期 | +809.8% | -0.4% | +14.0% | +11.8% | +9.0% |
有価証券報告書
2025-11-28 有価証券報告書-第33期(2024/09/01-2025/08/31)