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エヌ・ピー・シー 四半期進捗

決算短信(2025-08 通期)・連結

短信要約

証券アナリストの視点で、2025年8月期決算および2026年8月期予想に基づいた分析を以下の通りまとめます。

1. 要点(3行)

  • 2025年8月期は減収減益で着地: 主力の米国市場での部品販売減少が響き、売上高92.7億円(前期比14.1%減)、営業利益19.2億円(同21.2%減)と、前年の過去最高益水準から後退。
  • 2026年8月期の大幅減益予想と中計取り下げ: 次期営業利益は7.6億円(前期比60.4%減)と大幅な落ち込みを予想。先行きの不透明感から中期経営計画の数値目標を取り下げるなど、保守的な姿勢が鮮明。
  • 株主還元と財務の強化: 大幅減益予想の一方で、5億円(上限3.56%)の自己株式取得を発表。自己資本比率が83.9%に急上昇しており、盤石な財務を背景に配当(10円)を維持。

2. 直近の業績と進捗率

2025年8月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 92.72億円(前期比14.1%減)
  • 営業利益: 19.20億円(同21.2%減)
  • 経常利益: 19.22億円(同20.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 13.25億円(同20.9%減)

進捗と勢いの変化: 前期(2024年8月期)が営業利益149%増という爆発的な成長だったのに対し、今期は利益率の高い部品販売が米国の関税影響や顧客の投資計画見直しで想定を下回ったため、勢いは明確に鈍化しました。ただし、会社側が期中で示していた想定利益(純利益13.2億円)に対しては、ほぼ計画通りの着地となっています。

3. セグメント別のモメンタム

組織変更により「装置関連事業」の単一セグメントとなりましたが、内容を分解すると以下の通りです。

  • 太陽電池製造装置(勢い:維持): 米国主要顧客(First Solar社と推認)向けの新工場案件や、国内でのペロブスカイト太陽電池用開発装置の売上は堅調です。

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進捗詳細

今期実績

2024-09 〜 2025-08

項目 当期 前年比 前年同期 2023-09 〜 2024-08
売上高 92.7億円 -14.1% 108.0億円
営業利益 19.2億円 -21.2% 24.4億円
経常利益 19.2億円 -20.8% 24.3億円
当期純利益(親会社帰属) 13.3億円 -20.9% 16.8億円
包括利益 13.1億円 -24.1% 17.2億円
1株当たり当期純利益 61.36円 77.81円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-08末 2024-08末
総資産 129.1億円 154.4億円
純資産 108.3億円 96.8億円
自己資本比率 83.9% 62.7%
自己資本 108.3億円 96.8億円
1株当たり純資産 501.05円 449.28円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 12.9% 18.9%
ROA(総資産経常利益率) 13.5% 16.7%
売上高営業利益率 20.7% 22.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 14.8億円 5.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -64,000,000円 -89,000,000円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.2億円 -1.3億円
期末現金及び現金同等物残高 64.2億円 52.4億円

来期予想

2025-09 〜 2026-08

項目 予想 前年比(予想)
売上高 80.1億円 -13.6%
営業利益 7.6億円 -60.4%
経常利益 7.7億円 -60.1%
当期純利益 5.3億円 -59.9%
1株当たり当期純利益 24.59円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 10円 10円
配当性向:当期 16.3% / 前期 12.9% 純資産配当率:当期 2.1% / 前期 2.4%