荏原実業株式会社は、環境関連機器の製造・販売(メーカー事業)、水処理施設等の設計・施工(エンジニアリング事業)、および風水力冷熱機器の仕入・販売(商社事業)を展開する企業です。主要製品にはオゾン濃度計、脱臭装置、各種ポンプ、空調機器などがあり、官公庁(地方自治体)を主要顧客として、公共インフラ(上下水道等)の整備・更新に強みを持ちます。競合環境としては、水処理や産業機械の専門メーカーと競合しますが、荏原製作所の販売代理店としての機能と自社メーカー機能を併せ持つ独自の立ち位置を確立しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-09 提出)収益性
営業利益率
14.9%
≧10%が優良
ROA
13.4%
≧5%が優良
ROE
17.1%
≧10%が優良
ROIC
14.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
44.0%
≧10%が優良
EPS成長率
39.5%
≧10%が優良
3行解説
- 第87期は売上高412億円、営業利益61億円と、中期経営計画「EJ2027」の最終利益目標を初年度で前倒し達成する極めて好調な決算となった。
- 上下水道インフラの更新需要を背景としたエンジニアリング事業が利益を牽引(前年同期比76.8%増)し、ROEは17.06%と高い収益性を維持している。
- 営業CF(14.1億円)が純利益(43.8億円)を大幅に下回っており、売上債権・契約資産の増加に伴う資金固定化が将来のキャッシュフロー上の懸念点である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 34.8億円 / 予想: 63.0億円
+15.9%
売上高
実績: 148.1億円 / 予想: 440.0億円
+2.1%
3行解説
- 売上高は前年同期比2.1%増の148億14百万円、営業利益は同15.9%増の34億80百万円となり、増収増益で着地。
- メーカー事業の受注高が陸上養殖設備の大型案件受注により前年同期比381.9%(約3.8倍)と爆発的に増加。
- 第1四半期時点で通期営業利益計画に対する進捗率が55.2%に達しており、極めて高い進捗を見せている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年12月期 第1四半期 | +15.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2025年12月期 通期 | +44.0% | +0.5% | +28.2% | +23.0% | +15.4% |
| 2025-11-06 | 2025年12月期 第3四半期 | +42.1% | -0.4% | +2.5% | -1.9% | -55.1% |
| 2025-08-05 | 2025年12月期 第2四半期 | +34.3% | +1.5% | +7.2% | +11.2% | +5.2% |
| 2025-05-08 | 2025年12月期 第1四半期 | +5.5% | +0.0% | -4.7% | -1.9% | -2.6% |
| 2025-02-10 | 2024年12月期 通期 | +5.6% | +2.2% | +6.6% | +2.1% | -4.2% |
有価証券報告書
2026-03-09 有価証券報告書-第87期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第86期(2024/01/01-2024/12/31)