東洋エンジニアリング 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 売上高は2,780億円(前期比6.6%増)と増収を確保したものの、完成工事総利益率の低下により営業利益は25億円(同61.4%減)と大幅な減益に着地。
  • のれん減損損失41億円や固定資産減損13億円の計上、さらに子会社等の税金費用30億円が重なり、親会社株主に帰属する当期純利益は20億円(同79.4%減)と低迷。
  • 次期(2026年3月期)は売上高2,000億円と減収を見込む一方、純利益は50億円(前期比147.4%増)への回復を計画し、配当は年25円を維持する方針。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は、売上高2,780億円(前期比6.6%増)、営業利益25億円(同61.4%減)、経常利益64億円(同7.7%減)、当期純利益20億円(同79.4%減)となりました。

  • 進捗と勢いの変化: 売上高は複数のプロジェクト進捗により堅調でしたが、利益面では前期の勢いから一転して急減速しました。特に、営業利益率は前期の2.6%から0.9%へと大幅に悪化しており、収益性の低下が顕著です。純利益の大幅減は一過性の減損要因が大きいものの、本業の稼ぐ力の回復が急務となっています。

3. セグメント別のモメンタム

当社は「EPC事業」の単一セグメントですが、受注面では強いモメンタムが見られます。

  • 勢い(受注): 連結受注高は2,379億円(前期比48.8%増)と大幅に伸長。国内の蓄電池用電解質プラントやインドネシアの地熱発電、インドのLNG関連設備などが寄与しました。受注残高も4,101億円と高水準を維持しています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 2780.9億円 +6.6% 2608.3億円
営業利益 25.9億円 -61.4% 67.1億円
経常利益 64.6億円 -7.7% 70.0億円
当期純利益(親会社帰属) 20.2億円 -79.4% 98.2億円
包括利益 -32.0億円 150.6億円
1株当たり当期純利益 34.49円 167.59円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2866.0億円 2860.0億円
純資産 602.4億円 641.5億円
自己資本比率 20.9% 22.4%
自己資本 600.1億円 639.4億円
1株当たり純資産 1,174.35円 1,276.77円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 3.3% 17.4%
ROA(総資産経常利益率) 2.3% 2.6%
売上高営業利益率 0.9% 2.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -230.9億円 60.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -197.7億円 73.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 6.7億円 -10.6億円
期末現金及び現金同等物残高 725.1億円 1090.7億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 2000.0億円 -28.1%
営業利益 15.0億円 -42.1%
経常利益 65.0億円 +0.6%
当期純利益 50.0億円 +147.4%
1株当たり当期純利益 85.33円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 12円 25円
配当性向:当期 72.5% / 前期 7.2% 純資産配当率:当期 2.0% / 前期 1.1%