株式会社テセックは、パワー半導体およびアナログIC向けの半導体検査装置(テスタ)と、デバイスを搬送・仕分けする装置(ハンドラ)の開発・製造・販売を主軸とする半導体製造装置メーカーです。
- 主要製品: ハンドラ(売上の約28%)、テスタ(約51%)、パーツ等(約21%)。
- 主要顧客: 世界の大手半導体メーカーを主要顧客としていますが、当連結会計年度は売上高の10%以上を占める特定の相手先はありません(前年度はテキサス・インスツルメンツ向けが18.4%)。
- 競合環境: 業界は国際的な大企業から専門性の高い小規模企業まで広範に存在し、特に中国などの新興国企業の台頭による価格競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
7.4%
≧10%が優良
ROA
2.7%
≧5%が優良
ROE
3.0%
≧10%が優良
ROIC
1.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-31.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-74.9%
≧10%が優良
EPS成長率
-71.6%
≧10%が優良
3行解説
- シリコンサイクルの悪化とEV需要減速の影響を受け、売上高は前年比31.6%減の58.9億円、親会社株主に帰属する当期純利益は71.8%減の4.2億円と大幅な減収減益。
- 営業キャッシュ・フローは17.6億円のプラスを確保し、自己資本比率は91.5%と極めて高い財務健全性を維持している。
- 成長戦略として2025年1月に嶺光音電機を子会社化し、パワー半導体測定分野での包括的なソリューション提供と中期経営計画「Enjoy2.1」による2027年度売上高90億円を目指す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 1.3億円
—
売上高
実績: 10.7億円 / 予想: 55.0億円
-17.4%
2Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 1.3億円
+17.9%
売上高
実績: 26.3億円 / 予想: 51.0億円
+1.0%
3Q
営業利益
実績: 2.5億円 / 予想: 2.8億円
-30.4%
売上高
実績: 40.0億円 / 予想: 55.0億円
-6.2%
通期
営業利益
実績: 3.0億円 / 予想: 未開示
-30.6%
売上高
実績: 55.7億円 / 予想: 未開示
-5.5%
3行解説
- ハンドラ事業の受注高が前期比134.9%増と急伸し、次期の増収増益計画を牽引する力強い回復の兆しを見せた。
- 投資有価証券売却益(1.73億円)を特別利益に計上したことで、営業減益ながら親会社株主に帰属する当期純利益は8.3%増を確保。
- 中期計画「Enjoy2.1」に基づき配当方針を刷新し、DOE(連結株主資本配当率)4%目安の採用と中間配当の導入により、年間配当を100円(前期比30円増)へ大幅に引き上げた。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -30.6% | — | — | — | — |
| 2026-01-27 | 2026年3月期 第3四半期 | -30.4% | -0.0% | +18.3% | +8.1% | -0.8% |
| 2025-10-28 | 2026年3月期 第2四半期 | +17.9% | +3.0% | +10.1% | +1.5% | +2.8% |
| 2025-07-29 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.1% | -2.3% | -4.1% | +6.9% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | -74.9% | -0.7% | +11.7% | +15.1% | +15.4% |
| 2025-01-28 | 2025年3月期 第3四半期 | -69.4% | +0.2% | -5.6% | +2.4% | +1.3% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第57期(2024/04/01-2025/03/31)