キクカワエンタープライズ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・非連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 2025年3月期は大幅増益で着地: 売上高は前期比0.9%増の55.33億円にとどまるも、内製化推進等の効果で営業利益は32.6%増の10.24億円と3年連続の増益を達成。
  • 2026年3月期の業績予想が「崖」のような大幅減益見通し: 次期営業利益は前期比85.4%減の1.5億円、当期純利益は79.8%減の1.5億円と極めて保守的(あるいは厳しい)急減速を予想。
  • 配当の大幅減配リスク: 25年3月期は180円(前期比+20円)の増配を実施したが、26年3月期は100円へと80円の大幅減配を予定しており、株価へのネガティブな影響が不可避な情勢。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 55.33億円(前期比 +0.9%)
  • 営業利益: 10.24億円(前期比 +32.6%)
  • 経常利益: 10.86億円(前期比 +28.7%)
  • 当期純利益: 7.43億円(前期比 +20.2%)

進捗状況と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、特筆すべきは利益率の向上です。売上高営業利益率は前期の14.1%から18.5%へと大幅に改善しました。しかし、同時に発表された2026年3月期の通期計画(売上高45億円、営業利益1.5億円)は、今期の勢いを完全に打ち消す衝撃的な減収減益見通しとなっています。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメントですが、機種別の状況は以下の通りです。

  • 木工機械(勢い:維持〜微減): 売上高 42.03億円(前期比 +2.9%)。新築住宅の省エネ基準改正前の駆け込み需要等により、3年ぶりの着工数増が追い風となりました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 55.3億円 +0.9% 54.9億円
営業利益 10.2億円 +32.6% 7.7億円
経常利益 10.9億円 +28.7% 8.4億円
当期純利益(親会社帰属) 7.4億円 +20.2% 6.2億円
1株当たり当期純利益 613.83円 512.14円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 145.2億円 145.3億円
純資産 122.9億円 117.3億円
自己資本比率 84.6% 80.7%
自己資本 122.9億円 117.3億円
1株当たり純資産 10,129.13円 9,696.47円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.2% 5.4%
ROA(総資産経常利益率) 7.5% 6.1%
売上高営業利益率 18.5% 14.1%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 78,000,000円 4.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -3.9億円 -5.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.3億円 -1.6億円
期末現金及び現金同等物残高 44.1億円 49.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 45.0億円 -18.7%
営業利益 1.5億円 -85.4%
経常利益 2.1億円 -80.7%
1株当たり当期純利益 123.77円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 35円 55円
期末 125円 125円
年間合計 160円 180円
配当性向:当期 29.3% / 前期 31.2% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.7%