短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益ながら最終増益の混在決算: 売上高は前年同期比8.7%増と堅調だが、営業利益は39.6%減と大幅な減益。一方で投資有価証券売却益(28億円)により、純利益は26.5%増を確保した。
- 受注残高は過去最高水準を継続: 受注高は民需と外需が牽引し765.8億円(前年同期比1.8%増)と伸長。受注残高は1,159.5億円に達し、将来の売上に対する裏付けは厚い。
- 新日本造機の大型買収を発表: 住友重機械工業から新日本造機を約150億円で買収することを決定。2029年度売上高1,000億円目標の達成に向けた極めて重要なマイルストーンとなる。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の着地は以下の通り。
- 売上高: 648.95億円(前年同期比 +8.7%)
- 営業利益: 16.93億円(同 △39.6%)
- 経常利益: 16.83億円(同 △30.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 31.83億円(同 +26.5%)
通期計画に対する進捗率(営業利益): 通期予想58億円に対し、進捗率は29.2%。前年同期の進捗率(前年実績65億円に対し約43%)と比較すると、利益面での進捗はスローな印象を受ける。ただし、同社は製品の納期が年度末に集中する季節性があり、第4四半期での大幅な利益積み増しが前提となっている。
3. セグメント別のモメンタム
同社は「ポンプ事業」が売上の90%以上を占めるため単一セグメントだが、需要先別の動向に勢いの差が見られる。
- 勢い(民需・外需): 国内民需の受注高は107.6億円(前年同期比28.6%増)、外需は493.2億円(同6.4%増)と好調。世界的な水インフラ整備やエネルギー需要を背景に、底堅いモメンタムを維持している。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 649.0億円 | +8.7% | 596.9億円 |
| 営業利益 | 16.9億円 | -39.6% | 28.0億円 |
| 経常利益 | 16.8億円 | -30.8% | 24.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 31.8億円 | +26.5% | 25.1億円 |
| 包括利益 | 25.0億円 | -4.7% | 26.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 120.3円 | — | 94.61円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 119.99円 | — | 94.37円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1110.6億円 | 1156.2億円 |
| 純資産 | 566.9億円 | 564.2億円 |
| 自己資本比率 | 50.6% | 48.4% |
| 自己資本 | 561.8億円 | 559.5億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 890.0億円 | +2.9% |
| 営業利益 | 58.0億円 | +6.4% |
| 経常利益 | 51.0億円 | +12.3% |
| 当期純利益 | 56.0億円 | +37.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 212.79円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 31円 |
| 期末 | 30円 | 31円 予想 |
| 年間合計 | 60円 | 62円 予想 |