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千代田化工建設 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅なV字回復を達成: 前期の158億円の赤字から一転、2025年3月期は親会社株主に帰属する当期純利益269億円と黒字化し、経営再建に目途をつけた。
  • 米GPXプロジェクトの懸念後退: 共同事業者の倒産リスクを乗り越え、契約改定による採算改善を反映。不透明だった海外大型案件のリスク管理に一定の進展が見られた。
  • 2026年3月期は減収減益予想: 新中期経営計画が始動するものの、次期予想は純利益150億円(前期比44.4%減)と保守的。受注高の減少に伴う業績規模の縮小が鮮明。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 4,569億円(前期比9.7%減)
  • 営業利益: 244億円(前期は150億円の損失)
  • 経常利益: 321億円(前期は54億円の損失)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 269億円(前期は158億円の損失)

【進捗と勢いの変化】 前期の巨額赤字からV字回復を成し遂げましたが、受注高は2,112億円(前期比11.1%減)に留まり、売上高を大きく下回っています。受注残高も7,398億円(前期末比25.6%減)と大幅に減少しており、足元の「稼ぐ力」は戻ったものの、将来の収益基盤であるバックログが細っている点に勢いの陰りが見られます。

3. セグメント別のモメンタム

報告セグメントはエンジニアリング事業の単一ですが、分野別の動向は以下の通りです。

  • エネルギー分野(勢い:維持〜減速): 売上高 2,882億円。カタールのNFEプロジェクトが牽引。懸案の米国のGPXプロジェクトは、第1系列の契約改定に合意し採算が改善。ただし、LNGプラント全体の売上構成比は前期の47.7%から54.8%へ上昇しており、特定案件への依存度が依然として高い状態です。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 4569.7億円 -9.7% 5059.8億円
営業利益 244.2億円 -150.1億円
経常利益 322.0億円 -54.6億円
当期純利益(親会社帰属) 269.9億円 -158.3億円
包括利益 194.5億円 -162.9億円
1株当たり当期純利益 96.05円 -69.22円
希薄化後1株当たり純利益 26.39円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 4610.3億円 4269.7億円
純資産 254.6億円 60.8億円
自己資本比率 5.1% 1.1%
自己資本 237.1億円 48.6億円
1株当たり純資産 -211.23円 -275.91円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 189.0% -117.1%
ROA(総資産経常利益率) 7.3% -1.3%
売上高営業利益率 5.3% -3.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 511.8億円 627.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -41.8億円 -15.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -3.0億円 -58.5億円
期末現金及び現金同等物残高 2212.4億円 1662.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3700.0億円 -19.0%
営業利益 160.0億円 -34.5%
経常利益 190.0億円 -41.0%
当期純利益 150.0億円 -44.4%
1株当たり当期純利益 49.78円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 0円 0円
配当性向:当期 0.0% / 前期 — 純資産配当率:当期 — / 前期 —