株式会社オーイズミは、主に遊技場(パチンコホール)向けの周辺機器や遊技機(パチスロ・パチンコ)の製造販売を行う「アミューズメント事業」を祖業とする企業です。近年はポートフォリオの多角化を進めており、不動産賃貸の「不動産事業」、太陽光発電の「電気事業」、そして蒟蒻製品や健康食品・化粧品等を展開する「食品・EC事業」の4セグメントで構成されています。
主要顧客は遊技場経営者ですが、食品・EC事業では一般消費者向けの販路を拡大中。競合環境としては、アミューズメント市場の縮小に伴い周辺機器の需要が減退する一方、食品・EC分野では武内製薬㈱やバブルスター㈱といった子会社を通じ、競争の激しいEC市場でのシェア拡大を狙っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
0.5%
≧10%が優良
ROA
0.2%
≧5%が優良
ROE
1.3%
≧10%が優良
ROIC
0.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-90.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-53.4%
≧10%が優良
3行解説
- アミューズメント事業が遊技機の販売不振と開発費の未回収により3.94億円のセグメント損失を計上し、連結経常利益は前年比92.8%減の0.72億円と激減。
- 成長の柱である食品・EC事業は売上高89.67億円(前年比15.8%増)と伸長し、黒字転換を達成してグループの収益を下支え。
- 収益性の低下は著しいが、賃貸不動産2物件の売却益計上や有利子負債の削減により、自己資本比率は47.0%へ改善し財務の安定性は維持。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 6.5億円
-70.1%
売上高
実績: 48.2億円 / 予想: 226.0億円
-16.1%
2Q
営業利益
実績: 7.8億円 / 予想: 6.5億円
+4.4%
売上高
実績: 106.7億円 / 予想: 226.0億円
-8.4%
3Q
営業利益
実績: 8.8億円 / 予想: 6.5億円
+118.0%
売上高
実績: 172.2億円 / 予想: 226.0億円
+7.4%
3行解説
- 利益面の大爆発: 営業利益は前年同期比117.5%増の8.85億円と急拡大。第3四半期時点で通期計画(6.5億円)を約36%も超過するポジティブ・サプライズ。
- アミューズメント事業のV字回復: 前年同期の赤字から4.42億円の黒字へ転換。スマスロ等の新機種投入やパチンコ機の好調な出荷が業績を牽引した。
- 食品・EC事業への攻めの投資: 主力事業と位置づける食品部門で新工場建設(2026年5月稼働予定)や海外展開を加速。成長投資に伴う借入金増も、将来の収益基盤強化に向けた動きが鮮明。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +118.0% | +0.8% | +2.8% | +3.9% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +4.4% | -0.4% | +5.2% | +0.0% | -2.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -70.1% | +0.0% | -4.9% | -4.7% | -8.0% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -90.8% | +0.0% | -0.2% | +3.4% | -1.2% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | -53.3% | -1.2% | -4.5% | -0.5% | +6.0% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第57期(2024/04/01-2025/03/31)