JUKI株式会社は、工業用ミシンで世界シェアトップクラスを誇るグローバル企業です。事業は大きく2本柱で構成されています。
- 縫製事業:工業用ミシン、家庭用ミシン、IoTを活用した自動化システムの製造販売。
- 産機事業:マウンタ(産業装置)、受託加工製品(グループ会社の技術を活かした部品・製品)の展開。 主要顧客はアパレルメーカーや電子機器製造受託サービス(EMS)企業です。競合環境については、安価な中国メーカーとの価格競争が激化しており、同社は高付加価値な「ハイエンド市場」へのシフトと自動化・省力化提案による差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)収益性
営業利益率
3.0%
≧10%が優良
ROA
2.0%
≧5%が優良
ROE
4.3%
≧10%が優良
ROIC
1.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比6.7%減の887.6億円と減収ながら、利益重視の戦略転換により営業利益26.6億円(前期は9.6億円の損失)と黒字浮上を達成。
- 運転資本の圧縮(棚卸資産47億円減など)により、営業CFは117.1億円の大幅プラスを確保し、財務体質とキャッシュフローの質が劇的に改善。
- 2025年12月に主要子会社を吸収合併し組織をスリム化、2029年度にROE23%・PBR1.0倍以上を目指す意欲的な中期計画を推進中。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-12 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.0億円 / 予想: 45.0億円
—
売上高
実績: 206.8億円 / 予想: 900.0億円
-9.9%
3行解説
- 売上高は対前年同期比9.9%減の206.8億円となった一方、営業利益は3.9億円と前年同期の赤字(△3.3億円)から黒字転換を果たした。
- 縫製事業において「売上偏重」から「利益重視」へのビジネスモデル変革が進み、セグメント利益が前年同期比で倍増した。
- 営業キャッシュ・フローが26.4億円の収入となり、有利子負債の削減(12.1億円減)が進むなど、財務体質の改善が見られる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年12月期 第1四半期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | — | +16.5% | +14.7% | +23.8% | — |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | — | +0.9% | -0.4% | +1.1% | +3.6% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | — | -5.4% | -1.6% | +5.2% | -4.6% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | -129.0% | -10.9% | -17.4% | -12.2% | -2.2% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | +64.4% | +5.2% | +8.3% | +8.3% | -0.6% |
有価証券報告書
2026-03-23 有価証券報告書-第111期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-26 有価証券報告書-第110期(2024/01/01-2024/12/31)