前澤工業株式会社は、上下水道、産業用水、環境関連施設向けの処理機械設備の製造・販売・施工・メンテナンスを一貫して手がける環境インフラ企業です。
- 事業内容: 水処理装置の製造販売(環境事業)、弁・栓・門扉の製造(バルブ事業)、施設の修繕・維持管理(メンテナンス事業)の3セグメントで構成。
- 主要製品: 水処理機械設備、沈殿池設備、各種バルブ、ソフトシール弁、遠隔監視システム等。
- 主要顧客: 地方自治体(官需)が売上の中心。
- 競合環境: 水処理プラントメーカーやバルブ専門メーカーと競合するが、製造から維持管理まで垂直統合で行う体制に強みを持つ。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-27 提出)収益性
営業利益率
12.4%
≧10%が優良
ROA
11.1%
≧5%が優良
ROE
10.6%
≧10%が優良
ROIC
9.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-4.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-11.3%
≧10%が優良
3行解説
- 利益成長の鈍化: 売上高は前期比2.7%増の374.99億円と微増したが、バルブ事業の採算悪化により、純利益は前期比12.8%減の30.77億円となった。
- 強固な財務と還元: 自己資本比率70.1%、現金残高103.05億円と財務は極めて健全で、配当性向30%を維持しつつ積極的な自社株買い・消却を実施。
- セグメント間の明暗: 環境事業とメンテナンス事業が2桁の増益で牽引する一方、主力のバルブ事業が受注減とコスト増により営業利益48.0%減と大きく落ち込んだ。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 49.0億円
+35.1%
売上高
実績: 60.4億円 / 予想: 390.0億円
+7.6%
2Q
営業利益
実績: 9.8億円 / 予想: 49.0億円
+96.2%
売上高
実績: 149.1億円 / 予想: 390.0億円
+6.6%
3Q
営業利益
実績: 39.6億円 / 予想: 49.0億円
+15.9%
売上高
実績: 278.6億円 / 予想: 390.0億円
+5.6%
3行解説
- 第3四半期累計の各利益項目が前年同期比で15%~17%増と好調に推移し、通期利益計画に対する進捗率が80%を超える高水準に達している。
- セグメント別では「バルブ事業」がセグメント利益32.3%増と顕著な伸びを示し、全社利益を牽引する力強いモメンタムを見せた。
- 受取手形・売掛金等の増加に伴い、短期借入金40億円を計上するなど資金需要が発生しているが、下期偏重の事業特性を反映した動きとなっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年5月期 第3四半期 | +15.9% | -0.2% | -7.5% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年5月期 第2四半期 | +96.2% | +0.7% | +5.5% | -4.5% | -5.0% |
| 2025-10-15 | 2026年5月期 第1四半期 | +35.1% | +0.1% | +4.0% | +4.2% | +9.1% |
| 2025-07-11 | 2025年5月期 通期 | -4.5% | -5.8% | -9.6% | -0.8% | +11.8% |
| 2025-04-11 | 2025年5月期 第3四半期 | +21.6% | +1.3% | +5.8% | +4.6% | +12.7% |
| 2025-01-10 | 2025年5月期 第2四半期 | +27.9% | +0.4% | -7.8% | +4.2% | +6.9% |
有価証券報告書
2025-08-27 有価証券報告書-第79期(2024/06/01-2025/05/31)