短信要約
1. 要点(3行)
- 2025年3月期は減損損失の一巡により、最終損益が104.85億円の黒字に転換し、営業利益も前年比約14倍の225.80億円と急回復した。
- ヘルスケアソリューション事業がIT製品の需要増やM&A効果で牽引(売上高+6.7%)したが、主力だった糖尿病BGM事業は構造的減収が継続している。
- 2026年3月期予想は、為替の円高想定(1ドル140円)やインフレに伴うコスト増を織り込み、22.9%の営業減益を見込む慎重な計画となった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期)の着地は以下の通りです。
- 売上収益: 3,615.93億円(前期比 +2.2%)
- 営業利益: 225.80億円(前期比 +1,341.9%)
- 税引前利益: 188.23億円(前期は132.49億円の損失)
- 当期利益: 104.85億円(前期は128.93億円の損失)
進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後予想)に対する達成度で見ると、売上・各段階利益ともに概ね計画通りに着地しました。前期に計上した約166億円の減損損失(LSIM事業や診断薬事業関連)がなくなったことが、利益面でのV字回復の主因です。ただし、調整後EBITDAで見ると500.95億円(前期比 +0.8%)に留まっており、キャッシュ創出力の実質的な成長力は足元で足踏み状態と言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- 糖尿病マネジメント(減速): 売上高 986.92億円(-2.9%)。欧米での価格競争やBGM(血糖値測定)市場の縮小が響いています。新型のCGM(持続血糖測定)「Eversense 365」の上市により巻き返しを図っていますが、既存事業の減衰を補いきれていません。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3615.9億円 | +2.2% | 3539.0億円 |
| 営業利益 | 225.8億円 | — | 15.7億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3631.0億円 | +0.4% |
| 営業利益 | 174.0億円 | +22.9% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 36円 | 21円 |
| 期末 | 18円 | 21円 |
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