ユー・エム・シー・エレクトロニクス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • メキシコ税務訴訟による巨額特損: メキシコ子会社での更正処分に伴う法人税等の計上(約32.9億円)により、本業は黒字ながら最終利益は25.9億円の赤字に転落した。
  • OA機器が牽引し営業増益: 車載・産業機器の苦戦をOA機器の好調(前年比19.8%増)でカバーし、営業利益は21.4億円(同5.2%増)と着実な着地を見せた。
  • 26年3月期は保守的な減収減益予想: 中国市場の不透明感や1ドル140円という保守的な為替前提を背景に、売上高12.8%減、営業利益16.2%減と慎重な見通しを提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1,319億38百万円(前年同期比 0.5%増)
  • 営業利益: 21億49百万円(同 5.2%増)
  • 経常利益: 16億46百万円(同 33.5%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △25億92百万円(前年は10億21百万円の黒字)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、営業利益ベースでは増益を確保しており、原材料高や中国市場の減速という逆風下でも稼ぐ力は維持されています。しかし、メキシコ子会社における2020年度の税務申告漏れ指摘(更正処分)による32.9億円の税金支払い計上が、全ての利益を吹き飛ばす形となりました。

3. セグメント別のモメンタム

当社はEMS事業単一セグメントですが、製品分野別で明暗が分かれています。

  • OA機器(勢い:強): 売上高359億88百万円(同19.8%増)。複合機やレーザープリンタ向けが好調に推移し、全体の成長を牽引しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1319.4億円 +0.5% 1312.9億円
営業利益 21.5億円 +5.2% 20.4億円
経常利益 16.5億円 +33.5% 12.3億円
当期純利益(親会社帰属) 25.9億円 10.2億円
包括利益 29.4億円 17.1億円
1株当たり当期純利益 93.49円 36.12円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 736.3億円 790.1億円
純資産 152.3億円 197.2億円
自己資本比率 20.6% 24.9%
自己資本 151.8億円 196.7億円
1株当たり純資産 326.13円 448.06円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 14.9% 5.4%
ROA(総資産経常利益率) 2.2% 1.5%
売上高営業利益率 1.6% 1.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 103.5億円 86.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 36.5億円 47.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 55.7億円 34.5億円
期末現金及び現金同等物残高 115.6億円 102.7億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1150.0億円 +12.8%
営業利益 18.0億円 +16.2%
経常利益 15.0億円 +8.9%
当期純利益 10.0億円
1株当たり当期純利益 33.96円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 5円
期末 10円 5円
配当性向:当期 — / 前期 27.7% 純資産配当率:当期 2.6% / 前期 2.4%

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