短信要約
ダブル・スコープ株式会社(6619)の2026年1月期 第1四半期決算短信に基づき、アナリストの視点で業績を分析・要約します。
1. 要点(3行)
- 連結除外による業績の「激変」: 主力子会社WCPの持分法適用会社化により、売上高が前年同期比94.8%減の7.56億円と激減し、営業利益も14.94億円の赤字に転落した。
- 新セグメントの始動: 今期より「イオン交換膜事業」を新設し2.72億円を計上。POSCOグループ向け受注が始まるなど、セパレータ一本足打法からの脱却を模索。
- 継続企業の前提に関する注記: 営業CFのマイナスや債務支払への懸念から「重要な疑義」を継続記載。資金繰りはハンガリー工場での241億円調達等で対応中。
2. 直近の業績と進捗率
Q1(3ヶ月累計)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 7.56億円(前年同期比 94.8%減)
- 営業利益: △14.94億円(前年同期は5.54億円の黒字)
- 経常利益: △28.40億円(前年同期は9.37億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △28.48億円(前年同期は7.22億円の黒字)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 進捗率 14.0%(通期計画54億円に対し)
- 純利益: 損失進捗 39.0%(通期計画△73億円に対し) 前年同期はWCPが連結対象であったため単純比較は困難ですが、売上高14.0%という進捗は、通期目標達成に向けてスロースタートな印象です。特に利益面では、Q1で既に通期赤字見通しの約4割を消化しており、厳しい着地となっています。
3. セグメント別のモメンタム
- セパレータ事業(減速): 売上高4.84億円(前年同期比3.3%増 ※旧セグメント内比較)。欧州EV市場の成長鈍化や在庫調整の影響を強く受けています。旧子会社WCPの連結除外による影響額は137.14億円に及び、規模が大幅に縮小しました。
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今期累計実績
2025-02 〜 2025-04
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-02 〜 2024-04 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7.6億円 | +94.8% | 144.7億円 |
| 営業利益 | 14.9億円 | — | 5.5億円 |
| 経常利益 | 28.4億円 | — | 9.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 28.5億円 | — | 7.2億円 |
| 包括利益 | 39.1億円 | — | 49.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 51.87円 | — | 13.15円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 13.08円 |
財務状態
| 項目 | 2025-04末 | 2025-01末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 558.6億円 | 600.8億円 |
| 純資産 | 457.6億円 | 496.7億円 |
| 自己資本比率 | 81.7% | 82.5% |
| 自己資本 | 456.5億円 | 495.7億円 |
通期予想
2025-02 〜 2026-01
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 54.0億円 | +82.6% |
| 営業利益 | 43.0億円 | — |
| 経常利益 | 73.0億円 | — |
| 当期純利益 | 73.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 132.91円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |
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