企業解説
1. 企業概要
株式会社かわでんは、ビル、工場、データセンター、大型マンション等に向けた高低圧配電盤、制御盤、分電盤などの配電制御設備をカスタムメイドで製造する大手専業メーカー(1940年設立)です。
- 主要製品・サービス: 顧客仕様に合わせた一品一様の配電盤・制御盤の設計・製造・販売、およびアフターサービス。
- 主要顧客: 株式会社きんでん(売上高構成比17.0%)、関工商事株式会社(同15.4%)が2大顧客。
- 競合環境: 業界団体(日本配電制御システム工業会)には約360社が所属するが、その多くは零細・未公開企業。カスタム型市場において上場している専業メーカーは同社のみであり、独自の地位を築いています。
2. 要点(3行)
- 都市再開発やデータセンター需要を背景に、売上高242.2億円(前期比13.5%増)、純利益19.6億円(同163.7%増)と記録的な増収増益を達成。
- 2030年3月期に売上高350億円、ROE10.0%を目指す新中期経営計画を策定し、山形県上山市への新工場建設(2029年竣工予定)に向けた大型投資を決定。
- 配当額を前期の90円から190円(配当性向31.0%)へ大幅増配し、自己資本比率69.8%の高財務を背景に株主還元と成長投資の両立を鮮明化。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上高: 24,218百万円(242.2億円)。都市部の再開発案件や半導体関連の大型工場建設が堅調に推移しました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 業績・収益性のトレンド
- 🔒 事業セグメント別の明暗
- 🔒 成長戦略の具体性と進捗
- 🔒 重大なリスク
- 🔒 株主還元姿勢
- 🔒 キャッシュフローの質
- 🔒 資産の健全性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード市場ポジション
サンプル
市場内
業種内
- スタンダードプラン以上で見られます
- 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
- 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
- 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧
市場ポジションはスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年03月期 | 2022年03月期 | 2023年03月期 | 2024年03月期 | 2025年03月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 提出会社の経営指標等 | |||||
| 売上高 | 186.2億円 | 183.1億円 | 196.6億円 | 213.3億円 | 242.2億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 14.7億円 | 10.0億円 | 5.0億円 | 11.5億円 | 26.6億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 9.6億円 | 6.5億円 | 3.2億円 | 7.4億円 | 19.6億円 |
| 持分法を適用した場合の投資利益又は投資損失(△) | — | — | — | — | — |
| 資本金 | 21.2億円 | 21.2億円 | 21.2億円 | 21.2億円 | 21.2億円 |
| 発行済株式総数 | 4,192,000株 | 4,192,000株 | 4,192,000株 | 4,192,000株 | 4,192,000株 |
| 純資産額 | 148.8億円 | 152.8億円 | 153.6億円 | 160.4億円 | 177.4億円 |
| 総資産額 | 208.2億円 | 205.6億円 | 214.6億円 | 224.1億円 | 254.3億円 |
| 1株当たり純資産額 | 4,644.23円/株 | 4,770.35円/株 | 4,795.96円/株 | 5,007.46円/株 | 5,539.67円/株 |
| 1株当たり配当額 | 80円/株 | 80円/株 | 80円/株 | 90円/株 | 190円/株 |
| 1株当たり中間配当額 | 40円/株 | 40円/株 | 40円/株 | 40円/株 | 40円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | 300.36円/株 | 201.96円/株 | 100.02円/株 | 232.39円/株 | 612.88円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | — | — | — |
| 自己資本比率 | 71.4% | 74.3% | 71.6% | 71.6% | 69.8% |
| 自己資本利益率 | 6.6% | 4.3% | 2.1% | 4.7% | 11.6% |
| 株価収益率 | 850.0% | 1080.0% | 1780.0% | 1240.0% | 650.0% |
| 配当性向 | 26.6% | 39.6% | 80.0% | 38.7% | 31.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 21.5億円 | -9.9億円 | 17.1億円 | 1.7億円 | 15.4億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -14.2億円 | -13.2億円 | -3.6億円 | -3.0億円 | -5.6億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -2.4億円 | -1.4億円 | -3.9億円 | -1.4億円 | -2.3億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 91.3億円 | 66.8億円 | 76.4億円 | 73.7億円 | 81.2億円 |
| 従業員数 | 77300.0% | 75600.0% | 77900.0% | 82000.0% | 82900.0% |
| 株主総利回り | 147.7% | 130.9% | 112.8% | 179.9% | 252.2% |
| 株価指数における総利回り | 168.6% | 174.8% | 177.6% | 243.1% | 235.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 163.6億円 | 191.6億円 |
| ▶ 固定資産 | 60.5億円 | 62.7億円 |
| 資産 | 224.1億円 | 254.3億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 51.2億円 | 62.7億円 |
| ▶ 固定負債 | 12.5億円 | 14.2億円 |
| 負債 | 63.7億円 | 76.9億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 157.1億円 | 173.8億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | 3.3億円 | 3.6億円 |
| 純資産 | 160.4億円 | 177.4億円 |
| 負債純資産 | 224.1億円 | 254.3億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 213.3億円 | 242.2億円 |
| 売上原価 | ||
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 56.3億円 | 80.2億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 44.9億円 | 54.3億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 11.3億円 | 25.9億円 |
| ▶ 営業外収益 | 0.7億円 | 1.1億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.5億円 | 0.4億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 11.5億円 | 26.6億円 |
| ▶ 特別利益 | — | 0.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.0億円 | 0.2億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 11.5億円 | 26.5億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 4.8億円 | 8.1億円 |
| 法人税等調整額 | -0.7億円 | -1.2億円 |
| 法人税等 | 4.1億円 | 6.9億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 7.4億円 | 19.6億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1.7億円 | 15.4億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -3.0億円 | -5.6億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -1.4億円 | -2.3億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | -2.7億円 | 7.5億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 73.7億円 | 81.2億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 73.7億円 | 81.2億円 |