株式会社かわでんは、ビル、工場、データセンター、大型マンション等に向けた高低圧配電盤、制御盤、分電盤などの配電制御設備をカスタムメイドで製造する大手専業メーカー(1940年設立)です。
- 主要製品・サービス: 顧客仕様に合わせた一品一様の配電盤・制御盤の設計・製造・販売、およびアフターサービス。
- 主要顧客: 株式会社きんでん(売上高構成比17.0%)、関工商事株式会社(同15.4%)が2大顧客。
- 競合環境: 業界団体(日本配電制御システム工業会)には約360社が所属するが、その多くは零細・未公開企業。カスタム型市場において上場している専業メーカーは同社のみであり、独自の地位を築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
10.7%
≧10%が優良
ROA
10.8%
≧5%が優良
ROE
11.6%
≧10%が優良
ROIC
10.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
128.2%
≧10%が優良
EPS成長率
163.7%
≧10%が優良
3行解説
- 都市再開発やデータセンター需要を背景に、売上高242.2億円(前期比13.5%増)、純利益19.6億円(同163.7%増)と記録的な増収増益を達成。
- 2030年3月期に売上高350億円、ROE10.0%を目指す新中期経営計画を策定し、山形県上山市への新工場建設(2029年竣工予定)に向けた大型投資を決定。
- 配当額を前期の90円から190円(配当性向31.0%)へ大幅増配し、自己資本比率69.8%の高財務を背景に株主還元と成長投資の両立を鮮明化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.3億円 / 予想: 26.0億円
+197.4%
売上高
実績: 73.8億円 / 予想: 255.0億円
+39.5%
2Q
営業利益
実績: 20.1億円 / 予想: 40.0億円
+181.4%
売上高
実績: 134.1億円 / 予想: 268.0億円
+27.8%
3Q
営業利益
実績: 31.2億円 / 予想: 40.0億円
+68.5%
売上高
実績: 196.5億円 / 予想: 268.0億円
+15.5%
通期
営業利益
実績: 41.2億円 / 予想: 未開示
+59.0%
売上高
実績: 264.9億円 / 予想: 未開示
+9.4%
3行解説
- 2026年3月期は都市再開発や工場関連の需要を背景に、営業利益が前年比59.0%増の41.17億円と大幅な増益を達成。
- 営業キャッシュ・フローが50.61億円へと急拡大し、期末の受注残高も前年比18.7%増の284.88億円と過去最高水準で着地。
- 2026年1月の株式分割(1株→5株)を経て、2027年3月期は増収ながらも当期純利益は0.3%増の微増にとどまる慎重な通期見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +59.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +68.5% | +0.8% | -11.3% | +6.5% | -6.4% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +181.4% | +1.2% | +5.8% | +3.5% | -81.4% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +197.4% | +5.2% | +24.2% | +45.1% | +55.1% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +128.3% | +1.9% | -6.6% | -1.1% | -2.2% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +88.0% | +4.4% | +49.0% | +48.8% | +67.4% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第104期(2024/04/01-2025/03/31)