短信要約
1. 要点(3行)
- 構造改革に伴う巨額赤字の計上: 北米市場の苦戦と人員削減・のれん減損等の「有事」対応により、親会社株主に帰属する当期純損失17.28億円と、前年の黒字から大幅な赤字へ転落した。
- 配当の増額継続(累進配当姿勢): 最終赤字ながらも、配当は前期比1円増の年32円を実施し、2026年12月期も同額を維持。キャッシュ創出能力を背景に株主還元を重視する姿勢を鮮明にした。
- 中期経営計画の大幅下方修正: 外部環境の激変を受け、2026年度の目標値を売上高220億円→175億円、営業利益22億円→6.5億円へと大幅に引き下げ、現実的な再成長路線へシフトした。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期の実績は以下の通りです。
- 売上高: 174.37億円(前期比3.5%減)
- 営業損失: 0.56億円(前期は5.31億円の利益)
- 経常損失: 2.31億円(前期は5.54億円の利益)
- 親会社株主に帰属する当期純損失: 17.28億円(前期は0.4億円の利益)
【進捗と勢いの変化】 通期実績としては、期初想定を大幅に下回る着地となりました。特に利益面では、北米市場での関税影響や個人消費減退による販売不振が直撃し、営業利益段階から赤字転落しました。前年同期が微増収・営業黒字であったことと比較すると、業績のモメンタムは急激に悪化しています。ただし、10億円弱の特別損失(割増退職金、のれん減損等)を計上して「膿を出し切った」形です。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントですが、製品カテゴリー別の勢いは以下の通りです。
- 勢い(拡大):
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 174.4億円 | -3.5% | 180.7億円 |
| 営業利益 | -56,000,000円 | — | 5.3億円 |
| 経常利益 | -2.3億円 | — | 5.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -17.3億円 | — | 40,000,000円 |
| 包括利益 | -10.5億円 | — | 8.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -398.85円 | — | 9.41円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 187.4億円 | 200.9億円 |
| 純資産 | 74.2億円 | 86.2億円 |
| 自己資本比率 | 30.1% | 35.7% |
| 自己資本 | 56.4億円 | 71.7億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,304.18円 | 1,646.27円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | -27.0% | 0.6% |
| ROA(総資産経常利益率) | -1.2% | 2.8% |
| 売上高営業利益率 | -0.3% | 2.9% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 6.0億円 | 5.8億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -6.9億円 | -2.4億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -1.1億円 | 15,000,000円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 30.3億円 | 32.9億円 |
来期予想
2026-01 〜 2026-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 175.0億円 | +0.4% |
| 営業利益 | 6.5億円 | — |
| 経常利益 | 5.5億円 | — |
| 当期純利益 | 2.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 46.24円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 31円 | 32円 |
配当性向:当期 — / 前期 329.5%
純資産配当率:当期 2.2% / 前期 1.9%