株式会社ズームは、「We're For Creators」を基本理念に掲げ、音楽用電子機器(ハンディオーディオレコーダー、マルチエフェクター、デジタルミキサー等)の開発・販売を行うファブレス企業です。開発を国内で行い、生産は中国・東南アジアの協力工場(EMS)へ委託しています。北米、南欧、中欧、日本に販売拠点を持ち、売上高の83.3%を海外が占めるグローバル展開が特徴です。競合環境としては、スマートフォンの録音性能向上やワイヤレスマイクの普及に伴う、低価格帯市場の構造的変化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
-0.3%
≧10%が優良
ROA
-0.3%
≧5%が優良
ROE
-21.5%
≧10%が優良
ROIC
-0.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-110.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-4338.6%
≧10%が優良
3行解説
- スマートフォンへの代替という市場変化と、米国追加関税の影響により、営業損失0.57億円、親会社株主に帰属する当期純損失17.28億円の赤字転落。
- 北米子会社(ZNA社)ののれん減損損失8.62億円を計上。中期経営計画の大幅な下方修正(2026年度売上目標220億円→175億円)を余儀なくされた。
- 厳しい業績下でも「累進配当」の方針を維持し、年間32円の配当を継続。資産面では売上減の一方で棚卸資産が77.9億円に積み上がっており、健全性に懸念が残る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.2億円 / 予想: 6.5億円
—
売上高
実績: 44.5億円 / 予想: 175.0億円
+17.4%
3行解説
- 売上高は前年同期比17.4%増と大きく伸長し、営業損益および経常損益は前年同期の赤字から大幅な黒字転換を達成。
- 主力製品「ハンディオーディオレコーダー」が新製品効果や在庫解消により前年同期比59.0%増と好調で、業績回復を牽引。
- 欧州子会社への税務調査に伴う追徴見込額1.19億円を特別損失に計上したことで、最終損益は0.34億円の赤字を計上。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-16 | 2025年12月期 通期 | — | +3.0% | -0.1% | +2.5% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | -189.7% | -0.5% | +2.0% | -1.6% | -7.2% |
| 2025-08-13 | 2025年12月期 第2四半期 | — | -1.0% | -6.1% | -7.7% | -7.3% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | — | -0.8% | -6.5% | -5.7% | -5.7% |
| 2025-02-14 | 2024年12月期 通期 | -7.3% | +0.2% | +6.4% | +10.6% | +10.2% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第43期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第42期(2024/01/01-2024/12/31)