短信要約
1. 要点(3行)
- 非連結化による激変: 主要子会社Allegro社(以下アレグロ)とPSL社の連結除外に伴い、売上高・営業利益が大幅に減少する一方、アレグロ株売却益等の特別利益計上により四半期純利益は511.71億円(前年同期比約11倍)へ急拡大した。
- 本体業績の苦戦: アレグロ等の収益貢献がなくなった現体制下では営業赤字54.24億円に転落。能登半島地震からの立て直し期間と位置づけ、既存ビジネスの採算改善が急務となっている。
- 構造改革の断行: 地震被害を受けた石川サンケン・志賀工場の2026年4月閉鎖を決定。不採算拠点の整理と生産再編による固定費削減を加速させ、2026年3月期以降の本格回復を目指す。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期第3四半期(累計)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 960.91億円(前年同期比46.6%減)
- 営業損失: △54.24億円(前年同期は217.85億円の黒字)
- 経常損失: △108.08億円(前年同期は207.24億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 511.71億円(前年同期比1,041.7%増)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 売上高は通期予想1,183億円に対し**81.2%**と順調な進捗ですが、これは第1四半期までアレグロが連結されていた影響が大きく、足元の勢いは減速しています。
- 営業損益は通期予想△56億円に対し既に54.24億円の赤字を計上しており、通期で計画通りの着地を狙う厳しい局面です。
- 純利益はアレグロ株売却という一過性の要因により、通期予想462億円を既に110.7%超過しています。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(半導体デバイス事業)ですが、市場・製品別の動きに明暗が出ています。
- 勢いがある分野: パワーモジュール製品は売上高399.73億円(前年同期比19.9%増)と唯一伸長。白物家電向け(売上高357.62億円、同0.5%減)が底堅く推移し、利益率改善の鍵を握っています。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 960.9億円 | +46.6% | 1798.3億円 |
| 営業利益 | 54.2億円 | — | 217.8億円 |
| 経常利益 | 108.1億円 | — | 207.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 511.7億円 | — | 44.8億円 |
| 包括利益 | 249.6億円 | +3.5% | 241.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 2,119.06円 | — | 185.64円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 179.42円 |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2747.9億円 | 3835.9億円 |
| 純資産 | 1556.6億円 | 1986.2億円 |
| 自己資本比率 | 56.5% | 31.1% |
| 自己資本 | 1551.4億円 | 1193.7億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1183.0億円 | +49.7% |
| 営業利益 | 56.0億円 | — |
| 経常利益 | 158.0億円 | — |
| 当期純利益 | 462.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 1,913.15円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 15円 | 0円 予想 |
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