サンケン電気株式会社は、パワーエレクトロニクスの核となるパワー半導体を主力とする半導体メーカーです。主な製品は、モータ制御用のパワーモジュール、高耐圧電源用IC、ダイオード、センサーなどです。自動車市場(xEV向け等)、白物家電市場、産業機器市場を主要なターゲットとしています。競合環境としては、パワー半導体分野において国内外の有力メーカーと技術開発及び価格面で激しい競争状態にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
-3.1%
≧10%が優良
ROA
-1.2%
≧5%が優良
ROE
29.4%
≧10%が優良
ROIC
-1.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-48.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-119.4%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- Allegro社およびPSL社の連結除外という大規模な事業構造改革により、売上高は48.3%減の1,216億円となる一方、株式売却等で親会社株主に帰属する当期純利益は509億円の黒字へ転換。
- 「24中計」に基づき、GaN(窒化ガリウム)技術を持つパウデック社の買収など次世代パワー半導体へ資源を集中し、2027年度に「サンケンコア」単体で売上高1,000億円、営業利益率10%を目指す。
- 配当は2期連続無配の見通しながら、300億円規模の大規模な自己株式取得を実施し、事業構造の「サンケンコア」化と財務体質の改善を並行して進めている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.9億円 / 予想: 4.0億円
+91.7%
売上高
実績: 222.4億円 / 予想: 892.0億円
-55.4%
2Q
営業利益
実績: -9.2億円 / 予想: -60.0億円
+83.8%
売上高
実績: 410.1億円 / 予想: 788.0億円
-43.7%
3Q
営業利益
実績: -17.5億円 / 予想: -60.0億円
+67.8%
売上高
実績: 591.6億円 / 予想: 788.0億円
-38.4%
通期
営業利益
実績: -47.3億円 / 予想: 未開示
-24.8%
売上高
実績: 801.8億円 / 予想: 未開示
-34.1%
3行解説
- 子会社Allegro社の持分法適用会社化に伴う連結除外により、売上高は801億75百万円(前年同期比34.1%減)と大幅な減収。
- 中国市場における家電向けシェア低下や金属建値の高騰が響き、営業損失47億28百万円、親会社株主に帰属する当期純損失97億98百万円の赤字を計上。
- 次期(2027年3月期)は売上高865億円、営業利益14億円と黒字転換を見込むが、配当予想は未定とし、山形サンケンでの希望退職募集など構造改革を継続。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | -24.8% | -7.2% | +0.5% | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +67.8% | +2.8% | +1.3% | -10.1% | +10.9% |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +83.8% | +0.6% | -22.0% | -14.2% | -11.7% |
| 2025-08-13 | 2026年3月期 第1四半期 | +91.7% | -0.7% | -5.1% | -16.9% | -24.8% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | — | +2.5% | +0.9% | +4.3% | +16.9% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +1.0% | -0.6% | +27.7% | +20.9% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第108期(2024/04/01-2025/03/31)