星和電機株式会社は、高度情報化社会を支える「情報機器事業」、産業用照明のパイオニアである「照明機器事業」、電磁波対策や配線保護を担う「コンポーネント事業」の3つを柱とする電機メーカーです。
- 事業内容・主要製品:
- 情報機器: 道路・高速道路の情報表示システム(電光掲示板)、LED式信号機、河川情報システム。
- 照明機器: 工場や石油プラント向けの防爆形照明器具(国内トップクラス)、道路・トンネル用LED照明。
- コンポーネント: 電磁波(EMC)環境対策部品(ガスケット、フェライトコア)、配線保護用「カッチングダクト」。
- 主要顧客: 国土交通省や高速道路各社などの官公庁・公的機関、および電気工事材料の卸売業者(因幡電機産業など)。
- 競合環境: 公共インフラ分野では高い参入障壁を持つ一方で、照明分野では大手メーカーとの価格競争、コンポーネント分野ではグローバルな部品メーカーとの技術・価格競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-30 提出)収益性
営業利益率
6.5%
≧10%が優良
ROA
5.4%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
5.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-7.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-7.7%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年12月期は売上高253.86億円(0.7%増)と微増ながら、原材料高騰の影響等で営業利益は16.48億円(7.0%減)の増収減益。
- 民間設備投資向けの産業用照明は堅調(利益8.9%増)だったが、一般道路向け情報機器や空調用配管材の低迷が利益を押し下げた。
- 自己資本比率は63.1%と財務健全性は高く、創業80周年記念配当の実施や積極的な自社株買いなど株主還元姿勢を強めている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.2億円 / 予想: 19.0億円
-39.3%
売上高
実績: 57.8億円 / 予想: 260.0億円
-7.2%
3行解説
- 主力事業の減速により大幅減益: 主力の情報機器事業において、道路情報システム等の需要が減少したことで、売上高は前年同期比7.2%減、営業利益は同39.2%減と厳しい着地となった。
- セグメント間の明暗: 照明機器事業やコンポーネント事業は増収増益と堅調に推移したが、情報機器事業の落ち込み(セグメント利益62.4%減)を補うには至らなかった。
- 受注残高の減少: 全社の受注残高が前年同期の150.6億円から122.0億円(19.0%減)へ減少しており、特に情報機器事業で26.7%減と先行きに不透明感が漂う。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | -39.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | -7.0% | +1.2% | -11.7% | -8.8% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | +43.4% | +0.8% | +0.0% | -2.4% | +5.0% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | +63.2% | -1.7% | +2.4% | +5.2% | +18.1% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | +55.7% | +0.5% | +1.4% | -1.9% | +3.9% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | +70.2% | +1.5% | -2.0% | +2.9% | +6.4% |
有価証券報告書
2026-03-30 有価証券報告書-第78期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-31 有価証券報告書-第77期(2024/01/01-2024/12/31)