パナソニック ホールディングス株式会社は、連結子会社500社を傘下に抱える総合エレクトロニクスメーカーです。2022年4月の持株会社制移行後、「くらし事業」「オートモーティブ」「コネクト」「インダストリー」「エナジー」の5つの報告セグメントを軸に、家電から車載電池、サプライチェーン管理(SCM)ソフトウェアまで幅広い製品・サービスを展開しています。主要顧客は多岐にわたりますが、特に車載電池ではテスラ等のEVメーカー、SCM分野ではグローバルな流通・製造企業が挙げられます。競合はセグメントごとにダイソン、ボッシュ、ハネウェル、CATLなど、世界有数のグローバル企業と熾烈なシェア争いを展開しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
5.0%
≧10%が優良
ROA
4.5%
≧5%が優良
ROE
7.9%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
18.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-17.5%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は8兆4,582億円(前年比0.5%減)とほぼ横ばいだが、オートモーティブ事業の非連結化やEV需要減速を「コネクト」や「インダストリー」の増益でカバーした。
- 重点領域の「コネクト」はBlue YonderのSaaS成長により営業利益が前年比約2倍の772億円へ急拡大し、M&A戦略(One Network社買収)による成長が鮮明。
- 2025年度に1,300億円規模の構造改革費用計上を見込む「負の側面」がある一方、在庫削減(約1,867億円減)や自己資本比率50.2%への改善など財務基盤の強化が進んでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-04 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 869.0億円 / 予想: 3700.0億円
+3.8%
売上高
実績: 1.9兆円 / 予想: 7.8兆円
-10.6%
2Q
営業利益
実績: 1650.0億円 / 予想: 3200.0億円
-23.6%
売上高
実績: 3.8兆円 / 予想: 7.7兆円
-10.1%
3Q
営業利益
実績: 1577.8億円 / 予想: 2900.0億円
-54.7%
売上高
実績: 5.9兆円 / 予想: 7.7兆円
-8.1%
3行解説
- 構造改革の加速による大幅減益と下方修正: グループ経営改革に伴う構造改革費用が想定より300億円膨らみ通期で1,800億円に達する見通しとなったため、営業利益・最終利益を下方修正。
- 低水準な進捗率とQ4への重荷: 第3四半期時点の営業利益進捗率は54.4%に留まり、前年同期(81.7%)から大幅に悪化。修正後の通期計画達成には、第4四半期で期初からの累計に近い利益を稼ぐ必要がある。
- 事業ポートフォリオの入れ替え進展: パナソニック・オートモーティブ(PAS)の非連結化や、パナソニック ハウジングソリューションズ(PHS)の株式80%をYKKへ譲渡決定するなど、低収益・ノンコア事業の切り離しを急いでいる。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-04 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-10-30 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-07-30 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
有報
2025-06-20 2025-03 期末 有価証券報告書-第118期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-09 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-02-04 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)