短信要約
1. 要点(3行)
- 3期ぶりの最終黒字化: 構造改革(アセットライト化)により、親会社株主に帰属する当期純利益が360億円(前期は1,499億円の赤字)と劇的なV字回復を達成。
- 「ブランド事業」への構造転換: 利益の源泉がデバイスからブランド事業(特にスマートオフィス)へ完全にシフトし、SDP(堺ディスプレイプロダクト)の生産停止など負の遺産整理に目途。
- 26年3月期は「戦略的減収減益」予想: 事業譲渡や生産停止に伴い売上高は1兆8,500億円(14.4%減)を見込むが、資産のスリム化による財務体質の改善を優先するフェーズへ移行。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の実績は以下の通りです。
- 売上高: 2兆1,601億円(前年同期比 7.0%減)
- 営業利益: 273億円(前期は203億円の損失から黒字転換)
- 経常利益: 176億円(前期は70億円の損失から黒字転換)
- 当期純利益: 360億円(前期は1,499億円の損失から黒字転換)
進捗と勢いの変化: 通期実績は前回公表の予想値を上回って着地しました(P.7記載)。特に第4四半期にかけて、液晶パネル工場関連の資産売却益(780億円)や投資有価証券売却益(282億円)などの特別利益を計上したことが、最終利益の押し上げに大きく寄与しています。本業の営業利益においても、デバイス事業の赤字幅が大幅に縮小しており、構造改革の勢いが確認できます。
3. セグメント別のモメンタム
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 21601.5億円 | +7.0% | 23219.2億円 |
| 営業利益 | 273.4億円 | — | 203.4億円 |
| 経常利益 | 176.5億円 | — | 70.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 360.9億円 | — | 1499.8億円 |
| 包括利益 | 100.5億円 | — | 644.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 55.59円 | — | 230.99円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 14537.3億円 | 15900.3億円 |
| 純資産 | 1677.1億円 | 1574.2億円 |
| 自己資本比率 | 10.5% | 9.0% |
| 自己資本 | 1533.7億円 | 1424.2億円 |
| 1株当たり純資産 | 236.2円 | 219.35円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 24.4% | 85.5% |
| ROA(総資産経常利益率) | 1.2% | 0.4% |
| 売上高営業利益率 | 1.3% | 0.9% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 15.9億円 | 1245.0億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 1037.4億円 | 108.8億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 747.7億円 | 1496.7億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 2427.0億円 | 2191.3億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 18500.0億円 | +14.4% |
| 営業利益 | 200.0億円 | +26.8% |
| 経常利益 | 50.0億円 | +71.7% |
| 当期純利益 | 100.0億円 | +72.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 15.4円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 |
配当性向:当期 0.0% / 前期 0.0%
純資産配当率:当期 0.0% / 前期 0.0%
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