アルプスアルパイン株式会社は、入力デバイスや車載電子部品を主力とする大手電子部品メーカーです。事業は、スイッチやアクチュエーターを扱う「コンポーネント事業」、各種センサーや通信デバイスの「センサー・コミュニケーション事業」、車載情報機器やデジタルキャビンを手掛ける「モジュール・システム事業」の3本柱で構成されます。 主要顧客はApple Inc.であり、連結売上高の23.1%(2,286億円)を占めています。競合環境としては、車載市場での中国勢の台頭や、スマートフォン向け部品での技術競争激化に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
3.4%
≧10%が優良
ROA
4.6%
≧5%が優良
ROE
9.4%
≧10%が優良
ROIC
4.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
73.0%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 構造改革の進展とアルプス物流株式の売却益(270億円)等により、親会社株主に帰属する当期純利益は378億円と前年の赤字からV字回復を達成。
- 2025年4月始動の「中期経営計画2027」にて、ROIC経営の導入、PBR1倍超およびROE10%の目標を掲げ、資本効率重視の姿勢を鮮明化。
- DOE3%を目安とした配当方針(年間60円)に加え、200億円規模の自己株式取得を発表するなど、株主還元姿勢を大幅に強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 37.3億円 / 予想: 250.0億円
+204.4%
売上高
実績: 2389.2億円 / 予想: 9500.0億円
+2.3%
2Q
営業利益
実績: 212.2億円 / 予想: 320.0億円
+89.2%
売上高
実績: 5057.1億円 / 予想: 9750.0億円
+3.1%
3Q
営業利益
実績: 332.6億円 / 予想: 370.0億円
+31.5%
売上高
実績: 7611.9億円 / 予想: 1.0兆円
+2.8%
通期
営業利益
実績: 420.4億円 / 予想: 未開示
+23.3%
売上高
実績: 1.0兆円 / 予想: 未開示
+2.9%
3行解説
- 2026年3月期の営業利益は、モビリティ事業の採算改善が牽引し前年同期比23.3%増の420億円で着地。
- モビリティ事業は不採算製品の縮小や新製品投入により、営業利益が141億円(同152.6%増)と急回復。
- 株主還元策としてDOE(自己資本配当率)3%基準を導入し、次期は年間64円(2円増配)の配当予想を公表。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年3月期 通期 | +23.3% | +2.8% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +31.5% | +2.2% | +3.8% | +6.1% | +7.6% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +89.2% | -0.0% | +3.3% | +3.5% | +0.1% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | +204.4% | +0.4% | +1.7% | +7.4% | +12.3% |
| 2025-04-30 | 2025年3月期 通期 | +73.0% | +0.7% | -7.0% | -8.7% | +1.0% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +22.9% | -0.9% | +2.4% | +1.2% | -3.6% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第92期(2024/04/01-2025/03/31)