短信要約
証券アナリストの視点で、SMK株式会社(6798)の2026年3月期第3四半期決算を分析します。
1. 要点(3行)
- 営業損益の黒字転換と高い進捗率: 売上高は前年同期比1.6%増の351.87億円にとどまるも、営業利益は4.72億円(前年同期は0.75億円の赤字)と急回復し、通期利益計画に対して極めて高い進捗を見せた。
- セグメント間の明暗: 車載・家電・産機向けが堅調なCS事業が利益を牽引する一方、情報通信向けの低迷が続くSCI事業と新事業開発が遅れるイノベーションセンターの赤字継続が重石となっている。
- 据え置きの背景にある慎重姿勢: 経常利益(11.22億円)と純利益(7.38億円)が既に通期計画を超過しているが、構造改革費用の発生懸念や地政学リスクを考慮し、業績予想はあえて据え置かれた。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 351.87億円(前年同期比 +1.6%)
- 営業利益: 4.72億円(前年同期は0.75億円の損失から黒字転換)
- 経常利益: 11.22億円(前年同期比 △4.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 7.38億円(前年同期比 +8.5%)
通期計画に対する進捗率分析:
- 売上高:76.5%(前年同期の進捗率72.1%を上回り、順調)
- 営業利益:94.4%(通期計画5.00億円に対し、3Q時点でほぼ達成)
- 経常利益:112.2%(計画10.00億円に対し、既に超過)
- 純利益:123.0%(計画6.00億円に対し、既に超過)
利益面での進捗は驚異的であり、本来であれば上方修正が期待される水準ですが、会社側は期末に向けた不透明感を理由に据え置いています。
3. セグメント別のモメンタム
- CS(コネクティブ・ソリューションズ)事業【勢い:維持】:
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 351.9億円 | +1.6% | 346.3億円 |
| 営業利益 | 4.7億円 | — | -75,000,000円 |
| 経常利益 | 11.2億円 | -4.9% | 11.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 7.4億円 | +8.5% | 6.8億円 |
| 包括利益 | 21.5億円 | +310.8% | 5.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 116.62円 | — | 107.42円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 579.8億円 | 576.8億円 |
| 純資産 | 304.8億円 | 292.2億円 |
| 自己資本比率 | 52.6% | 50.7% |
| 自己資本 | 304.8億円 | 292.2億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 460.0億円 | -4.3% |
| 営業利益 | 5.0億円 | — |
| 経常利益 | 10.0億円 | +82.0% |
| 当期純利益 | 6.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 94.7円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 90円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 140円 | 100円 予想 |