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古野電気 事業分析

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有価証券報告書(2026-02 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

古野電気は、1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功した「船舶用電子機器」の世界最大手メーカーです。超音波と電磁波(レーダー)を核としたセンサー技術に強みを持ち、売上高の約86%を船舶事業(商船、漁船、レジャー船向け航海・無線機器)から得ています。残りの約14%は、産業用事業(医療機器、GPS、ITS)および無線LAN・ハンディターミナル事業が占めています。ハードウェアの製造販売だけでなく、保守サービスやデータ連携による「舶用DX」へのシフトを進めており、ストック型ビジネスへの構造転換を図っています。

2. 要点(3行)

  • 世界初の魚探開発以来のセンサー技術と、100カ国以上を網羅する強固な販売・サービス網が圧倒的な参入障壁となっている。
  • 創業家出身の経営陣による長期ビジョンのもと、従来のハード売り切り型から、自律航行や海洋DXを見据えたソリューション型への転換を加速させている。
  • 船舶事業への高い依存度はリスクでもあるが、環境規制対応や自動化需要といった不可逆な潮流が強力な追い風となっている。

3. 経営者の質

代表取締役社長執行役員兼CEOの古野幸男氏は、創業家出身であり、1984年の入社以来、管理部門や東京支社長を経て2007年から社長を務めています。同氏は、ハードウェアの性能競走に陥りがちなメーカー体質を打破するため、中期経営計画「NAVI NEXT 2030」を策定し、「価値共創」や「スピード」を重視した組織改革を推進しています。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2022年02月期2023年02月期2024年02月期2025年02月期2026年02月期
連結経営指標等
売上高 847.8億円 913.3億円 1148.5億円 1269.5億円 1406.2億円
経常利益又は経常損失(△) 37.2億円 25.9億円 81.7億円 141.6億円 182.9億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 28.1億円 13.5億円 62.4億円 114.6億円 167.3億円
包括利益 49.0億円 43.9億円 100.1億円 136.5億円 218.9億円
純資産額 478.8億円 525.0億円 614.4億円 726.2億円 897.7億円
総資産額 859.7億円 1064.0億円 1144.1億円 1235.2億円 1413.6億円
1株当たり純資産額 1,518.02円/株 1,651.04円/株 1,932.38円/株 2,284.52円/株 2,826.61円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 89.24円/株 42.72円/株 197.61円/株 362.64円/株 529.53円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 55.7% 49.0% 53.4% 58.4% 63.2%
自己資本利益率 6.0% 2.7% 11.0% 17.2% 20.7%
株価収益率 1160.0% 2270.0% 1150.0% 620.0% 1500.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 61.9億円 -64.9億円 27.1億円 108.2億円 213.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -43.9億円 -30.3億円 -35.9億円 -45.9億円 -32.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -35.2億円 82.6億円 -35.6億円 -27.0億円 -114.4億円
現金及び現金同等物の残高 138.6億円 146.8億円 111.6億円 154.1億円 235.4億円
従業員数 306500.0% 331000.0% 335600.0% 336800.0% 341100.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 916.0億円 1025.0億円
固定資産 319.1億円 388.7億円
資産 1235.2億円 1413.6億円
負債の部
流動負債 356.9億円 343.2億円
固定負債 152.1億円 172.7億円
負債 509.0億円 515.9億円
純資産の部
株主資本 642.6億円 763.1億円
評価・換算差額等 79.3億円 130.3億円
非支配株主持分 4.3億円 4.3億円
純資産 726.2億円 897.7億円
負債純資産 1235.2億円 1413.6億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 1269.5億円 1406.2億円
売上原価 739.8億円 822.8億円
売上総利益又は売上総損失(△) 529.7億円 583.4億円
販売費及び一般管理費 397.9億円 420.9億円
営業利益又は営業損失(△) 131.8億円 162.5億円
営業外収益 15.7億円 24.1億円
営業外費用 6.0億円 3.7億円
経常利益又は経常損失(△) 141.6億円 182.9億円
特別利益 2.2億円 1.4億円
特別損失 0.7億円 0.7億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 143.1億円 183.6億円
法人税、住民税及び事業税 32.3億円 42.9億円
法人税等調整額 -4.9億円 -27.0億円
法人税等 27.4億円 15.9億円
当期純利益又は当期純損失(△) 115.8億円 167.8億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) 1.2億円 0.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 114.6億円 167.3億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 108.2億円 213.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -45.9億円 -32.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -27.0億円 -114.4億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 7.2億円 14.7億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 42.5億円 81.3億円
現金及び現金同等物の残高 154.1億円 235.4億円
現金及び現金同等物の残高 154.1億円 235.4億円