リオン株式会社は、1944年設立の「技術立社」を掲げる精密機器メーカーです。主な事業は、半導体製造工程で使用される「微粒子計測器」、国内シェアトップクラスの補聴器や「医用検査機器」、騒音計・振動計などの「環境機器」の3つの柱で構成されています。主要顧客は半導体メーカー、医療機関、官公庁、製造業と多岐にわたります。競合環境については、補聴器分野で海外大手メーカーとの競争が激化しているほか、計測器分野でも国内外の競合他社と技術・販売面で競っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
14.5%
≧10%が優良
ROA
10.6%
≧5%が優良
ROE
9.4%
≧10%が優良
ROIC
9.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
16.1%
≧10%が優良
EPS成長率
7.7%
≧10%が優良
3行解説
- 半導体市場の活況(AI関連等)を背景に、微粒子計測器事業が前年比26.3%増収と全体を牽引し、売上・各利益ともに過去最高を更新。
- 補聴器を中心とする医療機器事業は、物価高騰による個人消費の停滞で減収減益となったが、グループ全体の増収幅がこれを補った。
- 自己資本比率80.3%という極めて強固な財務基盤を背景に、配当額を前年比15円増の70円とするなど株主還元を強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-28 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 8.3億円 / 予想: 44.0億円
+20.0%
売上高
実績: 66.3億円 / 予想: 289.0億円
+4.3%
2Q
営業利益
実績: 19.8億円 / 予想: 44.0億円
+12.7%
売上高
実績: 136.2億円 / 予想: 289.0億円
+4.5%
3Q
営業利益
実績: 30.6億円 / 予想: 44.0億円
-0.1%
売上高
実績: 205.5億円 / 予想: 289.0億円
+0.3%
通期
営業利益
実績: 43.6億円 / 予想: 未開示
+8.1%
売上高
実績: 285.0億円 / 予想: 未開示
+2.2%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高および各段階利益のすべてで過去最高を更新。
- 環境機器事業の営業利益が前年比約4.5倍(+348.2%)と急伸し、全社利益を牽引。
- 自己資本比率は83.3%と極めて高く、期末配当は前期比15円増の85円へと大幅増配。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年3月期 通期 | +8.1% | -0.2% | +8.8% | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | -0.1% | -1.4% | -5.3% | -3.8% | -6.8% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | +12.7% | -0.4% | +0.7% | -0.0% | +0.1% |
| 2025-07-30 | 2026年3月期 第1四半期 | +20.0% | -0.3% | -3.1% | -8.5% | -7.9% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +16.1% | -0.9% | -6.3% | -6.6% | -3.8% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +16.9% | -0.1% | +4.7% | -0.4% | -1.3% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第104期(2024/04/01-2025/03/31)