エスペック株式会社は、電子機器や自動車などの耐久性を確認する「環境試験器」で世界トップシェア(国内約60%、世界約30%)を誇るリーディングカンパニーです。
- 事業内容: 温度・湿度等の環境因子が製品に与える影響を分析する装置の製造販売、保守、受託試験サービス。
- 主要製品: 恒温(恒湿)器、二次電池充放電サイクル評価装置、半導体バーンイン装置。
- 主要顧客: 自動車関連メーカー、電子部品・電子機器メーカー、および受託試験機関。
- 競合環境: 高い技術力を背景に国内では圧倒的優位にあるが、海外では欧米メーカーや低価格を武器とする中国・台湾メーカーと競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-17 提出)収益性
営業利益率
11.2%
≧10%が優良
ROA
9.8%
≧5%が優良
ROE
11.0%
≧10%が優良
ROIC
9.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
14.3%
≧10%が優良
EPS成長率
20.8%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期連結業績は、売上高672.88億円(前期比8.3%増)、営業利益75.26億円(同14.3%増)と、受注・売上・各段階利益すべてで過去最高を更新。
- 前中期計画を1年前倒しで達成し、新たに2027年度に営業利益105億円を目指す「PROGRESSIVE PLUS 2027」を策定。ターゲットをAI半導体や衛星通信へシフト。
- 株主還元方針を大幅に強化。連結配当性向40%以上、総還元性向50%以上を掲げ、資本効率と株価を意識した経営へ舵を切った。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.4億円 / 予想: 85.0億円
-63.7%
売上高
実績: 123.2億円 / 予想: 680.0億円
-10.0%
2Q
営業利益
実績: 26.1億円 / 予想: 76.0億円
-20.9%
売上高
実績: 303.2億円 / 予想: 680.0億円
-0.5%
3Q
営業利益
実績: 42.8億円 / 予想: 76.0億円
-12.9%
売上高
実績: 471.0億円 / 予想: 680.0億円
+1.7%
通期
営業利益
実績: 70.8億円 / 予想: 未開示
-5.9%
売上高
実績: 700.3億円 / 予想: 未開示
+4.1%
3行解説
- 2026年3月期の売上高は前期比4.1%増の700億3,400万円と過去最高を更新したが、営業利益は中国市場の競争激化や販管費増により同5.9%減の70億8,400万円で着地。
- 受注高はAI半導体や北米の衛星通信分野の需要を捉え、前期比7.5%増の725億9,600万円と過去最高を記録し、足元の需要は堅調に推移している。
- 中期経営計画の最終年度(2028年3月期)目標を修正し、売上目標を引き上げる一方、EV減速等の影響を鑑み利益率目標を下方修正(営業利益率15.0%→12.0%)した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -5.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | -12.9% | -8.0% | -0.9% | -8.0% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -20.9% | -2.7% | -2.6% | -2.4% | -9.7% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -63.7% | -2.4% | -4.0% | -5.0% | -2.1% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +14.3% | +6.9% | +5.7% | +13.0% | +20.4% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | +16.8% | -5.5% | -7.1% | -2.5% | -7.2% |
有価証券報告書
2025-06-17 有価証券報告書-第72期(2024/04/01-2025/03/31)