短信要約
1. 要点(3行)
- 生成AI需要が牽引役: 電子デバイス事業が生成AIサーバー向けの光トランシーバー用サーモモジュール等の旺盛な需要で、営業利益が前年同期比45.9%増と爆発的に成長。
- 利益面の二極化: 売上高(4.3%増)と営業利益(0.6%増)は過去最高水準だが、為替差損12.6億円の計上や中国補助金の減少により、経常利益・純利益は前年割れの着地。
- 通期業績予想の上方修正: 足元のAI関連需要の強さを反映し、通期の売上高、営業利益、経常利益を上方修正。配当も年間148円(前期比7円増)を予定し、強気の姿勢を維持。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 1,409.8億円(前年同期比 4.3%増)
- 営業利益: 143.3億円(同 0.6%増)
- 経常利益: 129.2億円(同 16.5%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 63.1億円(同 31.4%減)
通期計画(修正後)に対する進捗率と勢い:
- 売上高: 49.5%(通期予想 2,850億円)
- 営業利益: 47.8%(通期予想 300億円)
- 純利益: 39.4%(通期予想 160億円) 進捗率は、売上・営業利益に関しては概ね50%に近く順調ですが、純利益は為替差損や固定資産処分損(4.9億円)の影響で進捗が遅れています。前年同期の純利益進捗率(前期実績ベース)と比較すると、足元の利益面での勢いはやや鈍化して見えます。
3. セグメント別のモメンタム
- 電子デバイス事業(強い勢い): 売上高 280.9億円(21.7%増)、営業利益 58.2億円(45.9%増)。生成AIサーバー投資の伸びを受け、光トランシーバー向けサーモモジュールが絶好調。大泉製作所の連結化によるセンサ収益も寄与。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1409.8億円 | +4.3% | 1351.6億円 |
| 営業利益 | 143.3億円 | +0.6% | 142.5億円 |
| 経常利益 | 129.2億円 | -16.5% | 154.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 63.1億円 | -31.4% | 91.9億円 |
| 包括利益 | -149.8億円 | — | 458.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 134.73円 | — | 195.47円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 117.6円 | — | 171.96円 |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 5995.6億円 | 6005.9億円 |
| 純資産 | 3135.7億円 | 3235.5億円 |
| 自己資本比率 | 37.0% | 39.4% |
| 自己資本 | 2217.3億円 | 2368.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 4,734円 | 5,058.27円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2850.0億円 | +3.9% |
| 営業利益 | 300.0億円 | +24.5% |
| 経常利益 | 280.0億円 | +9.6% |
| 当期純利益 | 160.0億円 | +2.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 341.73円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 55円 | 74円 |
| 期末 | 86円 | 74円 予想 |
| 年間合計 | 141円 | 148円 予想 |