ホーム / ASTI / 四半期進捗

ASTI 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益の急落と構造的苦境: 売上高は654.4億円(前年比2.9%増)と微増ながら、営業利益は15.1億円(同32.1%減)、純利益は6.2億円(同76.8%減)と大幅減益。中国市場でのEV過当競争による採算悪化が直撃した。
  • 来期予想も減収減益の弱気見通し: 2026年3月期の通期計画は売上高600億円(8.3%減)、営業利益10億円(34.1%減)と一段の悪化を予想。配当予想も現時点で「未定」とするなど、先行きへの不透明感が強い。
  • セグメント間の明暗が鮮明: 好調なインド市場向けの車載電装品や回復を見せた民生産業機器に対し、主力の一角であるワイヤーハーネス事業が中国拠点の縮小や減損損失(2.3億円)計上で足を引っ張る形となった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 654.4億円(前期比2.9%増)
  • 営業利益: 15.1億円(前期比32.1%減)
  • 経常利益: 15.8億円(前期比48.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 6.2億円(前期比76.8%減)

【進捗と勢いの変化】 本決算のため進捗率は100%ですが、当初予想を大幅に下回る着地となりました。営業利益率は前期の3.5%から2.3%へ低下。特に下期にかけて、中国EV市場の価格競争激化や、主力納入先である二輪・船外機市場の在庫調整が深刻化したことで、期を追うごとに収益の勢いが減退しました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 車載電装品(勢い:維持): 売上高219.3億円(0.9%増)、営業利益7.4億円(11.0%増)。インド市場での電子制御ユニット(ECU)販売増が牽引。国内の自動車生産停滞の影響を海外で補う構図。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 654.4億円 +2.9% 636.1億円
営業利益 15.2億円 -32.1% 22.3億円
経常利益 15.8億円 -48.6% 30.8億円
当期純利益(親会社帰属) 6.2億円 -76.8% 26.9億円
包括利益 7.3億円 -79.0% 35.0億円
1株当たり当期純利益 199.92円 862.25円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 460.5億円 480.1億円
純資産 245.8億円 243.2億円
自己資本比率 53.3% 50.6%
自己資本 245.4億円 242.8億円
1株当たり純資産 7,852円 7,769.43円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 2.6% 11.9%
ROA(総資産経常利益率) 3.4% 6.5%
売上高営業利益率 2.3% 3.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 56.0億円 32.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -14.6億円 -19.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -27.2億円 -16.3億円
期末現金及び現金同等物残高 43.1億円 27.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 600.0億円 -8.3%
営業利益 10.0億円 -34.1%
経常利益 10.0億円 -36.9%
当期純利益 7.0億円 +12.0%
1株当たり当期純利益 223.95円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 150円 110円
配当性向:当期 55.0% / 前期 17.4% 純資産配当率:当期 1.4% / 前期 2.1%