ASTI株式会社(ASTI CORPORATION)は、静岡県浜松市に本社を置く電子機器メーカーです。主に車載電装品(電子制御ユニット、パワーエレクトロニクス製品)、民生産業機器(家電用制御基板)、ワイヤーハーネス(四輪・二輪・船舶用)の製造販売を主力としています。
- 主要製品: EV用充電器、DCDCコンバータ、洗濯機・食器洗浄機用基板、二輪・四輪用ワイヤーハーネス、医療用注射針。
- 主要顧客: ヤマハ発動機(売上比率11.9%)、スズキ(同10.9%)など、大手輸送用機器メーカーへの依存度が高い構造です。
- 競合環境: 中国勢の台頭によるEV市場の価格競争激化や、原材料コスト高騰の影響を強く受ける環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-18 提出)収益性
営業利益率
2.3%
≧10%が優良
ROA
3.2%
≧5%が優良
ROE
2.6%
≧10%が優良
ROIC
1.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-32.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-76.8%
≧10%が優良
3行解説
- インド市場の好調と民生産業機器の回復により売上高は654.4億円(前期比2.9%増)を確保したが、利益面では中国市場の競争激化や国内生産停滞が響き、純利益は6.2億円(同76.8%減)と大幅な減益。
- 中国拠点でのワイヤーハーネス事業縮小に伴い2.4億円の減損損失を計上。一方で棚卸資産の圧縮を断行し、営業キャッシュフローは56.0億円と前期から大幅に改善した。
- 中期計画「VISION 2025」に基づき、EV向けパワーエレ製品や医療機器事業の育成を急いでいるが、主力事業の収益性低下によりROEは2.6%(前期11.9%)まで急低下している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.5億円 / 予想: 10.0億円
+18.2%
売上高
実績: 152.9億円 / 予想: 600.0億円
+2.7%
2Q
営業利益
実績: 5.8億円 / 予想: 10.0億円
+9.8%
売上高
実績: 307.1億円 / 予想: 600.0億円
+0.6%
3Q
営業利益
実績: 9.4億円 / 予想: 10.0億円
-22.8%
売上高
実績: 462.6億円 / 予想: 600.0億円
-5.6%
通期
営業利益
実績: 13.0億円 / 予想: 未開示
-14.2%
売上高
実績: 624.0億円 / 予想: 未開示
-4.6%
3行解説
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決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -14.2% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -22.8% | -2.3% | -4.3% | -7.7% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +9.8% | -0.3% | +4.7% | +5.8% | +15.1% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +18.2% | -2.2% | -0.9% | +1.4% | -1.8% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -32.1% | +0.3% | -10.1% | -9.3% | -9.7% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | -37.9% | +1.7% | +14.8% | +15.7% | +2.6% |
有価証券報告書
2025-06-18 有価証券報告書-第62期(2024/04/01-2025/03/31)