短信要約
1. 要点(3行)
- 中国でのワイヤーハーネス事業撤退とインド四輪市場の減速により、売上高(前年同期比5.6%減)および営業利益(同22.8%減)ともに減収減益の着地となった。
- 利益面では通期計画に対し経常利益が114.5%と既に超過しているが、中国景気の先行き不透明感を理由に業績予想は据え置かれており、保守的な姿勢が目立つ。
- 不採算事業の整理と並行して棚卸資産の圧縮(約11.9億円減)を進め、自己資本比率が54.9%へ向上するなど、財務体質の健全化が進展している。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 462.63億円(前年同期比 5.6%減)
- 営業利益: 9.44億円(同 22.8%減)
- 経常利益: 11.45億円(同 24.3%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 8.15億円(同 18.9%減)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高: 77.1%(前年同期の進捗率 74.8%に対し、ほぼ同水準)
- 営業利益: 94.4%(前年同期 64.3%を大幅に上回るハイペース)
- 経常利益: 114.5%(既に通期計画の10億円を超過)
営業・経常利益ともに進捗率は極めて高いものの、前年同期比での勢いは減退しています。これは中国事業の縮小という戦略的要因に加え、外貨建資産の評価による為替差益1.64億円が利益を押し上げている側面があるためです。
3. セグメント別のモメンタム
- 車載電装品(減速): 売上高162.44億円(前年同期比4.2%減)、営業利益1.98億円(同61.7%減)。主要市場であるインド四輪市場での販売減少が響き、利益率が急悪化しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 462.6億円 | -5.6% | 489.9億円 |
| 営業利益 | 9.4億円 | -22.8% | 12.2億円 |
| 経常利益 | 11.4億円 | -24.3% | 15.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 8.2億円 | -18.9% | 10.1億円 |
| 包括利益 | 7.9億円 | -36.3% | 12.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 260.77円 | — | 321.7円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 454.8億円 | 460.5億円 |
| 純資産 | 250.3億円 | 245.8億円 |
| 自己資本比率 | 54.9% | 53.3% |
| 自己資本 | 249.9億円 | 245.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 600.0億円 | -8.3% |
| 営業利益 | 10.0億円 | -34.1% |
| 経常利益 | 10.0億円 | -36.9% |
| 当期純利益 | 7.0億円 | +12.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 223.95円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 110円 | — |
| 年間合計 | 110円 | — |