短信要約
1. 要点 (3行)
- 前年同期に計上された「負ののれん発生益(100億円超)」の剥落により、親会社株主に帰属する四半期純利益は51億円(前年同期比58.4%減)と大幅な減益着地。
- 主力の自動車機器事業が中国・アジア市場の停滞や米国関税・為替のマイナス影響で苦戦する一方、コンポーネンツ事業は在庫適正化費用の一巡により営業利益が2.3倍と急回復。
- 通期計画に対する営業利益進捗率は20.8%に留まり、主力の車載ランプ等の需要動向とコストコントロールの成否が今後の焦点。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 1,198億円(前年同期比 1.3%減)
- 営業利益: 86億円(同 9.7%減)
- 経常利益: 102億円(同 12.7%減)
- 四半期純利益: 51億円(同 58.4%減)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:24.9%(通期予想4,800億円に対し)
- 営業利益:20.8%(通期予想412億円に対し)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:19.2%(通期予想268億円に対し)
前年同期(遡及修正後)の営業利益進捗率は約21.1%(実績95億円 / 修正後通期実績ベース比)であったため、前年並みの進捗スピードではあるものの、通期での「15.9%減益」という弱気な計画に対しても、ややスローペースな滑り出しと言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- 自動車機器事業(減速): 売上高1,030億円(1.5%減)、営業利益94億円(0.9%減)。世界的な生産台数の微減に加え、中国・アジアでの市場環境悪化、米国の関税および為替によるマイナス影響が直撃しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1198.4億円 | +1.3% | 1214.4億円 |
| 営業利益 | 86.1億円 | +9.7% | 95.3億円 |
| 経常利益 | 102.3億円 | +12.7% | 117.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 51.6億円 | +58.4% | 123.8億円 |
| 包括利益 | 4.8億円 | +98.4% | 304.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 34.58円 | — | 77.2円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 34.58円 | — | 77.2円 |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 7416.3億円 | 7496.1億円 |
| 純資産 | 5869.6億円 | 5989.1億円 |
| 自己資本比率 | 64.6% | 64.8% |
| 自己資本 | 4789.1億円 | 4855.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 4800.0億円 | +5.8% |
| 営業利益 | 412.0億円 | +15.9% |
| 経常利益 | 462.0億円 | +16.7% |
| 当期純利益 | 268.0億円 | +16.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 179.68円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 32円 | 46円 予想 |
| 期末 | 40円 | 46円 予想 |
| 年間合計 | 72円 | 92円 予想 |
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