短信要約
1. 要点(3行)
- 本業は大幅増益も、最終損益は28億円の赤字転落: 営業利益は前年同期比182.5%増の9.6億円と急拡大したが、事業構造改善費用36億円の特別損失計上により、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上した。
- Visual Imaging事業がV字回復: 前年同期の赤字から一転、ハリウッドのストライキ解消に伴う映画館の投資意欲回復により、デジタルシネマプロジェクターの販売が好調で黒字化した。
- ams-OSRAM社のランプ事業買収を決定: 成長戦略「Revive Vision 2030」の一環として、約152億円を投じて半導体製造装置向け等の特殊ランプ事業を取得。収益基盤の底上げを狙う。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 383.5億円(前年同期比 +2.2%)
- 営業利益: 9.6億円(同 +182.5%)
- 経常利益: 16.0億円(同 +10.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △28.2億円(前年同期は2.9億円の黒字)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:22.6%(前年同期 22.1%)
- 営業利益:9.7%(前年同期 4.6%)
- 経常利益:15.3%(前年同期 10.1%)
営業利益の進捗率は1割に満たないものの、前年同期の4.6%から大きく改善しており、本業の勢いは前年を上回っています。最終損益の赤字は、将来の収益性改善に向けた先行的な「膿出し」の側面が強く、期初予想(通期70億円の黒字)は据え置かれています。
3. セグメント別のモメンタム
- Industrial Process事業(勢い:中立〜減速): 売上高158.2億円(+1.5%)。露光用ランプは生成AI関連の需要で増収となったが、露光装置本体がデータセンター向け需要の低調で苦戦。DLT装置関連の先行投資拡大により、セグメント利益は3.2億円(△68.9%)と大幅減益。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 383.6億円 | +2.2% | 375.4億円 |
| 営業利益 | 9.7億円 | +182.5% | 3.4億円 |
| 経常利益 | 16.1億円 | +10.1% | 14.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -28.3億円 | — | 3.0億円 |
| 包括利益 | -24.2億円 | — | 73.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -32.06円 | — | 2.92円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2869.3億円 | 2973.0億円 |
| 純資産 | 1908.9億円 | 2005.1億円 |
| 自己資本比率 | 66.5% | 67.4% |
| 自己資本 | 1908.8億円 | 2005.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1700.0億円 | -4.3% |
| 営業利益 | 100.0億円 | +13.3% |
| 経常利益 | 105.0億円 | -15.7% |
| 当期純利益 | 70.0億円 | +3.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 79.45円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 70円 | 70円 予想 |
| 年間合計 | 70円 | 70円 予想 |