短信要約
1. 要点(3行)
- 時計事業が牽引し大幅増益: 主力の「G-SHOCK」等のグローバルな好調により、営業利益は181億円(前年同期比61.7%増)と急伸した。
- 通期予想の上方修正と自社株買い発表: 堅調な進捗を受け通期業績予想を上方修正。併せて50億円を上限とする自己株式取得・消却を発表し、株主還元姿勢を明確化した。
- 関数電卓の特需と為替の寄与: EdTech事業における値上げ前の駆け込み需要や、1ドル145円想定の為替前提が利益を押し上げる要因となった。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結実績は、売上高2,080億円(前年同期比6.2%増)、営業利益181億円(同61.7%増)、親会社株主に帰属する純利益154億円(同261.6%増)と、すべての段階利益で前年を大きく上回った。 修正後の通期計画に対する**進捗率は、売上高で75.9%、営業利益で82.5%、純利益で90.7%**に達している。前年同期の営業利益進捗率(通期実績に対して約79%)と比較しても、今期は年末商戦の勢いそのままに極めて高い水準で推移しており、上振れ含みの着地と言える。
3. セグメント別のモメンタム
- 時計事業(勢い:強): 売上高1,389億円、営業利益211億円。若者向けのレトロ・ヴィンテージトレンドを背景とした「CASIO WATCH」の好調に加え、「G-SHOCK」のアイコニックモデルや新製品が年末商戦で需要を捉えた。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2080.1億円 | +6.2% | 1957.7億円 |
| 営業利益 | 181.6億円 | +61.7% | 112.3億円 |
| 経常利益 | 202.8億円 | +80.7% | 112.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 154.2億円 | +261.6% | 42.6億円 |
| 包括利益 | 228.5億円 | +388.2% | 46.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 67.59円 | — | 18.59円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3447.0億円 | 3316.4億円 |
| 純資産 | 2315.7億円 | 2189.3億円 |
| 自己資本比率 | 67.2% | 66.0% |
| 自己資本 | 2315.3億円 | 2188.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2740.0億円 | +4.7% |
| 営業利益 | 220.0億円 | +54.5% |
| 経常利益 | 240.0億円 | +69.8% |
| 当期純利益 | 170.0億円 | +110.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 74.53円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 22.5円 | 22.5円 |
| 期末 | 22.5円 | — |
| 年間合計 | 45円 | — |
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