カシオ計算機株式会社は、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、時計(G-SHOCK等)、コンシューマ(教育用関数電卓、電子楽器)、システム(HRソリューション等)を展開する精密機器メーカーです。
- 主要製品: 「G-SHOCK」ブランドを中心とするウオッチ、関数電卓(EdTech事業)、電子楽器、ハンディターミナル等。
- 競合環境: 時計事業ではセイコー、シチズン、およびスマートウォッチ勢(Apple等)と競合。関数電卓ではテキサス・インスツルメンツ、HPと世界シェアを競います。電子楽器ではヤマハ、ローランドが主な競合です。
- 主要顧客: 一般消費者向けのBtoCビジネスが主体であり、世界各国の小売店、代理店を通じて販売しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
5.4%
≧10%が優良
ROA
4.2%
≧5%が優良
ROE
3.6%
≧10%が優良
ROIC
3.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
0.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-30.8%
≧10%が優良
3行解説
- 業績悪化とサイバー攻撃の影響: 売上高は前期比2.6%減の2,617億円、純利益は32.3%減の80億円と大幅減益。2024年10月のランサムウェア攻撃によるシステム停止が生産・出荷に深刻な打撃を与えた。
- 構造改革の断行: 不採算のシステム事業(SMB事業)をジャフコ系ファンドへ譲渡することを決定。時計・EdTechへリソースを集中させる筋肉質な体制への転換を急いでいる。
- 強気な株主還元: 大幅減益ながら配当維持(45円)と45億円規模の自社株買いを実施。連結配当性向は127.8%に達しており、資本効率改善への強い意思が見られる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-29 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 37.3億円 / 予想: 90.0億円
+17.6%
売上高
実績: 621.9億円 / 予想: 1320.0億円
+4.6%
2Q
営業利益
実績: 94.9億円 / 予想: 210.0億円
+8.2%
売上高
実績: 1326.5億円 / 予想: 2700.0億円
+3.1%
3Q
営業利益
実績: 181.6億円 / 予想: 220.0億円
+61.7%
売上高
実績: 2080.1億円 / 予想: 2740.0億円
+6.2%
3行解説
- 時計事業が牽引し大幅増益: 主力の「G-SHOCK」等のグローバルな好調により、営業利益は181億円(前年同期比61.7%増)と急伸した。
- 通期予想の上方修正と自社株買い発表: 堅調な進捗を受け通期業績予想を上方修正。併せて50億円を上限とする自己株式取得・消却を発表し、株主還元姿勢を明確化した。
- 関数電卓の特需と為替の寄与: EdTech事業における値上げ前の駆け込み需要や、1ドル145円想定の為替前提が利益を押し上げる要因となった。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-01-29 2026-03 第3四半期 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-06 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-01 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-13 2025-03 通期 2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-14 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)