短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減収も営業赤字縮小と最終黒字転換を実現: 売上高は前年同期比14.3%減の361.9億円となったが、構造改革と固定資産売却益により、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.1億円(前年同期は34.3億円の赤字)と劇的に改善した。
- 電子機器事業の苦戦と構造改革の断行: 主力の電子機器事業が31.8%減収と沈む中、中国子会社の解散決定や不採算事業(蛍光表示管、タッチセンサー)からの撤退など、痛みを伴う抜本的な「負の遺産」の整理を加速させている。
- 通期赤字予想に対する大幅な進捗超過: 通期の純損益予想(9億円の赤字)に対し、第3四半期時点で8.1億円の黒字を計上。一過性の利益が主因だが、足元のキャッシュ積み増しと財務の安定性は投資判断におけるポジティブな変化である。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 361.9億円(前年同期比14.3%減)
- 営業損失: △5.5億円(前年同期は11.3億円の赤字)
- 経常利益: 5.9億円(前年同期は0.2億円の赤字)
- 四半期純利益: 8.1億円(前年同期は34.3億円の赤字)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高: 進捗率 72.4%(前年同期の進捗率 約73.1%とほぼ同等だが、減収基調が強い)
- 営業損益: 通期予想11億円の赤字に対し、5.5億円の赤字に留まっており、損益改善は計画を上回るペースで推移。
- 純損益: 通期予想9億円の赤字に対し、8.1億円の黒字で着地。第3四半期に計上した固定資産売却益18.5億円が大きく寄与しており、計画に対して大幅なポジティブ・サプライズとなっている。
3. セグメント別のモメンタム
- 電子機器事業(減速):
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 361.9億円 | -14.3% | 422.5億円 |
| 営業利益 | -5.6億円 | — | -11.4億円 |
| 経常利益 | 6.0億円 | — | -24,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 8.1億円 | — | -34.4億円 |
| 包括利益 | 5.8億円 | — | 1,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | 19.1円 | — | -81.06円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1023.6億円 | 1042.6億円 |
| 純資産 | 901.8億円 | 905.3億円 |
| 自己資本比率 | 76.7% | 75.0% |
| 自己資本 | 784.7億円 | 782.1億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 500.0億円 | -11.3% |
| 営業利益 | -11.0億円 | — |
| 経常利益 | -5.0億円 | — |
| 当期純利益 | -9.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -21.22円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 5円 | 0円 |
| 期末 | 5円 | 10円 予想 |
| 年間合計 | 10円 | 10円 予想 |