短信要約
1. 要点(3行)
- 航空エンジン事業のV字回復: 前年同期の大型損失(PW1100G-JMエンジン追加検査プログラム)の反動とスペアパーツ販売の拡大により、営業利益が前年同期の1,038億円の赤字から1,035億円の黒字へ劇的に改善。
- 最終利益の純増修正: 移転価格税制に基づく訴訟の終結に伴う税金還付(50億円)を反映し、通期の親会社所有者帰属当期利益予想を900億円に上方修正。
- 事業ポートフォリオ改革の加速: 運搬機械事業のタダノへの譲渡決定や、欧州の車両過給機事業の構造改革など、収益基盤の改善に向けた「選択と集中」が鮮明。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。
- 売上収益: 1兆1,499億円(前年同期比 +32.7%)
- 営業利益: 1,035億円(前年同期は1,038億円の損失)
- 税引前利益: 1,146億円(前年同期は1,099億円の損失)
- 当期利益: 768億円(前年同期は1,096億円の損失)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上収益: 進捗率 71.9%。通期予想1兆6,000億円に対し、概ね順調。
- 営業利益: 進捗率 71.4%。通期予想1,450億円に対し順調。前年同期はエンジン問題で壊滅的だったが、今期は民間航空エンジンの増収が強力な牽引役となっている。
- 当期利益: 進捗率 85.3%。上方修正後の900億円に対し高い進捗。これは上述の税金還付が寄与。
3. セグメント別のモメンタム
- 航空・宇宙・防衛(強気): 売上収益は前年同期比190.1%増。民間航空エンジンのスペアパーツ需要が極めて旺盛。為替の円安効果も利益を押し上げ、セグメント損益は946億円の黒字(前年同期は1,122億円の赤字)と劇的に改善。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11499.9億円 | +32.7% | 8666.6億円 |
| 営業利益 | 1034.6億円 | — | 1037.9億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 16000.0億円 | +21.0% |
| 営業利益 | 1450.0億円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 50円 | 70円 予想 |
| 年間合計 | 100円 | 120円 予想 |
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