株式会社イーエムネットジャパンは、中小企業を主なターゲットとしたインターネット広告事業を展開する企業です。検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告を主力とし、SNS広告や動画広告も手掛けています。2021年よりソフトバンク株式会社の連結子会社(持分40.93%)となり、同社との資本業務提携を通じた顧客開拓が強みです。競合環境は大手広告代理店やネット専業他社と激しく、cookie規制などの市場環境変化への対応が求められています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-31 提出)収益性
営業利益率
9.8%
≧10%が優良
ROA
6.3%
≧5%が優良
ROE
-42.4%
≧10%が優良
ROIC
14.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
19.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
67.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-3669.3%
≧10%が優良
3行解説
- 営業収益は前年比19.9%増の15.9億円と好調だったが、元常務取締役CFOによる資金流用事件により4.5億円の純損失を計上。
- 不正発覚を受け、内部統制報告書において「開示すべき重要な不備」があり内部統制は有効でないと判定される異例の事態となった。
- 財務基盤の健全性確保を最優先し、2025年12月期の期末配当は無配へ転落。自己資本比率も50.8%から33.2%へ急低下した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 1.7億円
-1.6%
売上高
実績: 4.1億円 / 予想: 16.6億円
-2.4%
3行解説
- 利益面のV字回復: 前年同期に計上された特別損失(貸倒引当金繰入額 約1.9億円)がなくなり、四半期純利益は6,100万円と前年同期の赤字から黒字に転換しました。
- 先行投資の継続: 将来の成長を見据えた人材採用などの投資を継続しており、営業収益(4.14億円、前年同期比2.4%減)と営業利益(0.63億円、同1.1%減)は前年並みの推移となりました。
- 利益進捗の高さ: 通期計画に対して営業利益で37.3%、当期純利益で45.4%と、利益項目において高い進捗率を確保した滑り出しとなっています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | -1.6% | — | — | — | — |
| 2026-03-31 | 2025年12月期決算短信の開示が期末後 50 日を超えたことに関するお知らせ | — | +3.0% | -1.3% | -11.0% | — |
| 2026-03-31 | 2025年12月期 通期 | +66.7% | +3.0% | -1.3% | -11.0% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | +1160.0% | +1.9% | -3.8% | +5.0% | -6.3% |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期 | — | +4.9% | -6.7% | -8.8% | -11.2% |
| 2025-05-14 | 2025年12月期 第1四半期 | +700.0% | +1.7% | +8.4% | +15.5% | +20.5% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | -16.2% | -1.5% | -1.6% | +0.4% | -12.4% |
有価証券報告書
2026-03-31 有価証券報告書-第13期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-21 有価証券報告書-第12期(2024/01/01-2024/12/31)