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エヌ・シー・エヌ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益面の劇的なV字回復: 経常利益が前期比513.6%増(2.92億円)と急拡大。構造計算の需要増や万博関連の大型案件が寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益も前期の0円から1.93億円へ大幅に改善した。
  • 法改正を背景とした強い追い風: 2025年・2026年の建築基準法改正(省エネ義務化、構造確認の厳格化)により、同社の強みであるSE構法や構造計算サービスへのニーズが一段と高まる見通し。
  • キャッシュフローの劇的改善: 前期マイナスだった営業CFが6.85億円のプラスに転じ、現預金も25.67億円(前期比約3.7億円増)へ積み上がるなど、財務の健全性が大きく向上した。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 81.24億円(前期比1.6%増)
  • 営業利益: 1.78億円(前期比114.7%増)
  • 経常利益: 2.92億円(前期比513.6%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1.93億円(前期は0.01億円)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対しては100%の着地ですが、特筆すべきは利益の勢いです。前期はウッドショック等の影響で利益がほぼ底の状態でしたが、今期はSE構法の出荷単価下落を構造計算件数の増加(前期比14.1%増)や大型物件の売上でカバーし、利益率が劇的に改善しました。次期(2026年3月期)も売上高11.0%増、営業利益64.9%増と、増収増益の加速を見込んでいます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 住宅分野(勢い:回復傾向): 売上高47.29億円(前期比3.2%減)と減収。木材相場の下落による単価低下が響いたが、先行指標となる構造計算出荷数は前期比14.1%増と大きく伸びており、次期以降の回復に向けたモメンタムは強い。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 81.2億円 +1.6% 80.0億円
営業利益 1.8億円 +114.7% 83,000,000円
経常利益 2.9億円 +513.6% 47,000,000円
当期純利益(親会社帰属) 1.9億円 0円
包括利益 2.3億円 2,000,000円
1株当たり当期純利益 65.18円 0.14円
希薄化後1株当たり純利益 65.04円 0.14円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 57.8億円 57.2億円
純資産 23.2億円 21.4億円
自己資本比率 35.6% 33.6%
自己資本 20.6億円 19.2億円
1株当たり純資産 690.15円 647.66円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.7% 0.0%
ROA(総資産経常利益率) 5.1% 0.8%
売上高営業利益率 2.2% 1.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 6.8億円 -1.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.6億円 -2.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -1.6億円 -2.3億円
期末現金及び現金同等物残高 25.7億円 21.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 90.2億円 +11.0%
営業利益 2.9億円 +64.9%
経常利益 3.3億円 +11.6%
当期純利益 2.3億円 +18.5%
1株当たり当期純利益 77.06円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 22円 29円
配当性向:当期 44.5% / 前期 — 純資産配当率:当期 4.3% / 前期 3.0%