短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益・赤字転落の苦戦: 売上高は前年同期比1.3%減と微減に留まったが、販管費の増加やデリバティブ評価損の計上で、経常利益および四半期純利益が赤字に転落。
- 法改正による「確認申請の長期化」が直撃: 2025年4月施行の建築基準法改正の影響で、建築確認申請の審査期間が大幅に長期化し、SE構法出荷数の先行指数となる構造計算出荷数が住宅・非住宅ともに減少。
- 環境設計分野は高成長を維持: 全新築の省エネ基準適合義務化を追い風に、省エネルギー計算書の出荷数が25.9%増と急増しており、数少ない成長エンジンとなっている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期(中間期)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 38.00億円(前年同期比1.3%減)
- 営業利益: 0.12億円(同85.6%減)
- 経常利益: △0.12億円(前年同期は1.18億円の黒字)
- 中間純利益: △0.27億円(前年同期は0.68億円の黒字)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 売上高進捗率: 42.1%(通期計画90.16億円に対し)
- 営業利益進捗率: 4.1%(通期計画2.94億円に対し)
- 前年同期の営業利益進捗率は(通期実績と比較して)約50%程度であったのに対し、今期はわずか4%に留まっています。通期での大幅な増益(64.9%増)を計画していますが、下期に極端に利益が偏重する計画となっており、達成のハードルは非常に高い状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 住宅分野(減速): 売上高23.35億円(0.3%減)。法改正に伴う確認申請期間の長期化(7日間→35日間)により、構造計算出荷数が6.2%減と先行指標が悪化。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 38.0億円 | -1.3% | 38.5億円 |
| 営業利益 | 12,000,000円 | -85.6% | 88,000,000円 |
| 経常利益 | -12,000,000円 | — | 1.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -27,000,000円 | — | 68,000,000円 |
| 包括利益 | -13,000,000円 | — | 83,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | -9.09円 | — | 23.16円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 23.11円 |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 63.9億円 | 57.8億円 |
| 純資産 | 22.1億円 | 23.2億円 |
| 自己資本比率 | 30.5% | 35.6% |
| 自己資本 | 19.5億円 | 20.6億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 90.2億円 | +11.0% |
| 営業利益 | 2.9億円 | +64.9% |
| 経常利益 | 3.3億円 | +11.6% |
| 当期純利益 | 2.3億円 | +18.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 77.06円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 29円 | 31円 予想 |
| 年間合計 | 29円 | 31円 予想 |