短信要約
1. 要点(3行)
- 利益面で過去最高益を更新: 前年同期にあったタイ証券事業の貸倒引当金繰入(67億円)が消失したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は89.1億円(前年同期比153.9%増)と大幅増益を達成。
- 暗号資産事業が成長を牽引: 証券・FX事業が市況沈静化で減収となる一方、暗号資産事業は収益性の高いステーキングサービスの拡大や7月の取引高1兆円超えにより、営業収益55.1億円(16.8%増)と好調。
- 戦略的事業再編の加速: 香港FX子会社の譲渡契約締結や、国内ヘルスケア関連子会社の統合など、経営資源の集中と不採算路線の整理を並行して進める局面。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 営業収益: 384.13億円(前年同期比5.0%減)
- 営業利益: 136.91億円(同57.7%増)
- 経常利益: 128.55億円(同61.1%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 89.10億円(同153.9%増)
【進捗率と勢いの変化】 同社は業績予想を開示していませんが、四半期単体(7-9月期)の営業利益は39.14億円となり、前年同期(37.34億円)からは微増したものの、直前の第2四半期(55.55億円)からは大幅な減速が見られます。これは外国為替市場のボラティリティ低下によるFX取引高の減少が主因であり、上期の勢いからは一服した形です。
3. セグメント別のモメンタム
- 証券・FX事業(減速): 営業収益は309.28億円(前年同期比10.2%減)。店頭FXは取引量こそ増加したものの、第3四半期に入りレンジ相場が続いたことで収益性が低下しました。また、2024年末にタイ証券事業の信用取引サービスを終了したことも減収要因となっています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 384.1億円 | -5.0% | 404.2億円 |
| 営業利益 | 136.9億円 | +57.7% | 86.8億円 |
| 経常利益 | 128.6億円 | +61.1% | 79.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 89.1億円 | +153.9% | 35.1億円 |
| 包括利益 | 86.7億円 | +121.1% | 39.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 75.52円 | — | 29.74円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 14865.3億円 | 13948.2億円 |
| 純資産 | 526.0億円 | 484.4億円 |
| 自己資本比率 | 3.5% | 3.4% |
| 自己資本 | 523.9億円 | 481.2億円 |
通期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 第1四半期末 | 11.87円 | 13.8円 |
| 中間 | 2円 | 20.43円 |
| 第3四半期末 | 8.27円 | 14.87円 |
| 期末 | 5.24円 | — |
| 年間合計 | 27.38円 | — |